バフェット太郎です。

新興国株と金利は概ね相関関係にあることから、今後、金利の上昇に伴い新興国株も大きく上昇します。

【EEMと米10年債利回り:2003-2017】
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iシェアーズMSCIエマージング・マーケットETF(EEM)と米10年債利回りを過去14年間に渡って遡ると、03年から07年にかけて金利が上昇すると新興国株も強気相場を形成しました。

しかし、07年に金利が下げ始めると新興国株も急落し、09年に一度は底を打つものの、16年まで金利と新興国株はズルズルと下げていきました。

なぜ、金利と新興国株が相関関係にあるのかと言うと、投資資金は米国の投資家を中心に動いているからに他なりません。

00年のITバブル崩壊後、米国経済は見事に復活を遂げ、株価と不動産価格は上昇を続けました。この時、米国の投資家たちはさらなるリターンを求めて新興国株に活路を見出しました。

そこで、米国の投資家たちは手持ちの米国債を売って新興国株を買ったのです。これが03年から07年に見られた光景です。

しかし、米国景気が失速すると、それまで積極的に買っていた新興国株を売り、米国債を買い戻しました。つまりリスクオンからリスクオフへとスイッチが変わったわけです。これが07年から16年にかけて見られました。

15年末に、FRB(連邦準備制度理事会)が政策金利を引き上げることを決定すると、これまで安全資産に流れていた投資資金が一転してリスク資産である新興国株に流れました。FRBが利上げに踏み切るということは、米国景気が良いということを裏付けていることに他ならないので、投資家たちは積極的にリスクを取れるのです。

従って、今後は米国債市場から投資資金が流出し、新興国株に大量に流入することが予想されます。そのため、新興国株に投資している投資家と新興国株に一切投資していない投資家とでは、今後数年間で大きなリターンの差が生まれると思います。

グッドラック。

(関連書籍:『新興国投資戦略』『新興国投資ガイドブック』)

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