バフェット太郎です。

21日のNYダウ株式市場は前日比-57.11ドル(-0.27%)安の2万1410.03ドルと下落して取引を終えました。下落した主な要因は原油安を嫌気してエネルギー株が売られたことに加えて、債券の利回り曲線のフラット化に伴う利ざやの縮小を巡る懸念から金融株が売られたためです。

【利回り格差】
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米10年債利回りから米2年債利回りを差し引いたチャートです。この利回り格差が縮小すると金融株は利ざやを稼ぐことができませんから、金融株にとって懸念される材料となっています。

ゴールドマン・サックス(GS)は-1.16%安、バンク・オブ・アメリカ(BAC)は-1.53%安と金融株が軒並み売られました。

また、この日は原油価格が注目されました。

供給過剰懸念から高まる中で、米エネルギー情報局が発表した週間石油統計では、原油在庫が市場の予想以上に減少したことで安心感が広がり、原油先物価格は一時44ドル台い乗せる場面もありました。しかし、供給過剰懸念は根強く、その後2ドル近く急落し、42ドル台の前半まで落ち込みました。

【原油先物価格:日足】
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原油先物価格は5月の52ドルから-18%安の42.53ドルと急落しています。

【原油先物価格:週足】
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原油先物価格の週足チャートを眺めると、レンジ相場のサポートラインを試していることがわかります。

この不安定な原油相場の動きを受けて、エクソン・モービル(XOM)-1.06%安、シェブロン(CVX)-1.87%安、コノコフィリップス(COP)-1.92%安と、エネルギー株は軒並み下げました。

市場参加者たちからは、原油先物価格が1バレル40ドルを割ることがあればエネルギーセクターだけでなく、あらゆる業績への影響が出てくるとの不安の声もあがっています。

【ダウ平均:日足】
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原油価格の急落が引き金となって、ダウ平均も短期的な調整局面を迎えるかもしれません。目先のターゲットは2万1000ドルですが、長期的に見れば金利上昇局面は株高を意味するので強気相場はまだ続くと思います。

グッドラック。

(関連書籍:『 原油暴落の謎を解く (文春新書) 』『結局、世界は「石油」で動いている (青春新書インテリジェンス) 』『石油の帝国―――エクソンモービルとアメリカのスーパーパワー 』)

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