バフェット太郎です。

現在、個人投資家の間で「FAAMG」株で知られるフェイスブック(FB)やアマゾン・ドット・コム(AMZN)、アップル(AAPL)、マイクロソフト(MSFT)、アルファベット(GOOGL)など大手ハイテク株が人気化していますが、今から二年ほど前までは、ディズニー(DIS)やナイキ(NKE)、スターバックス(SBUX)、ギリアド・サイエンシズ(GILD)などの銘柄が個人投資家の間で人気化していました。

人気の背景には、強力なブランド力や新商品、競争優位性の高いビジネスモデルなどが評価されていましたが、実際は「ただ株価が好調だっただけ」というのが人気の理由だったと思います。なぜなら、株価が低迷して以降、誰もこれらの銘柄に積極的に投資していないからです。

もし、個人投資家たちが本当に強力なブランド力や新商品、競争優位性の高いビジネスモデルを評価しているなら、今頃は「優良株が割安に放置されている!」と言って飛びつくはずです。しかし、彼らが実際に飛びついているのは人気化している「FAAMG」株ばかりでスターバックス(SBUX)株などは見向きもされません。

S&P500ディズニーナイキスターバックスギリアド・サイエンシズ:過去二年】
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チャートは過去二年の株価推移を表しています。この二年間、S&P500指数は+16.12%高だったのに対して、ディズニー(DIS)-11.07%安、ナイキ(NKE)+4.00%高、スターバックス(SBUX)+6.16%高、ギリアド・サイエンシズ(GILD)-40.64%安と、どれも市場平均を大幅にアンダーパフォームしています。

なぜ、これらの銘柄が二年前人気化していたのでしょうか。バフェット太郎がブログを始めた2016年1月に戻って振り返って見たいと思います。

S&P500ディズニーナイキスターバックスギリアド・サイエンシズ:13年1月~15年12月末】
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最近米国株投資を始めたばかりの人は知らないと思いますが、これが当時、米国株投資家たちが見ていた景色です。

過去三年間のS&P500指数が+39.76%高だったに対して、ディズニー(DIS)+105.64%高、ナイキ(NKE)+141.13%高、スターバックス(SBUX)+118.29%高、ギリアド・サイエンシズ(GILD)+169.62%高と、どれも市場平均の二倍~四倍もリターンが高かったのです。

当時、個人投資家たちはこぞってこれらの銘柄を称賛し、いかに将来有望で、素晴らしいビジネスモデルであるかをドヤ顔で語り、「決して株価が好調だから称賛しているわけではない」と断っていました。しかし、今、これらの銘柄に投資する人がほとんどおらず、株価が好調なFAAMG株に投資して、「決して株価が好調だから投資してるわけではない」と断っているところを見ると、「個人投資家は相変わらずバカだな」と思う次第です。

ちなみに、これが今、FAAMG株に投資しているバカたちが見ている素晴らしい景色です。

【S&P500:FAAMG株:過去二年】
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S&P500指数が+16.12%高だったのに対して、フェイスブック(FB)+77.09%高、アマゾン・ドット・コム(AMZN)+116.95%高、アップル(AAPL)+15.66%高、マイクロソフト(MSFT)+56.67%高、アルファベット(GOOGL)+66.47%高とアップル以外、すべてがS&P500指数を3~7倍以上、大幅にアウトパフォームしています。

個人投資家の間でFAAMG株が人気化しているのは、将来有望で競争力の高い素晴らしいビジネスをしているからではありません。ただ単純に、「株価が好調だから」人気化しているだけです。

バカは何度も同じ過ちを犯すものですが、賢明な投資家は歴史から学び、ディフェンシブ銘柄を中心に、保守的に、長期的な運用するものです。どちらの投資家を目指すかはあなたの自由ですが、飛び抜けたパフォーマンスを挙げたいならバカの道を選ばなければなりません。とは言え、バカが30年後も投資家として生き残っている確率は限りなく0に近いですが…。

グッドラック。

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