バフェット太郎です。

米投資銀行大手のゴールドマン・サックス・グループ(GS)と米銀行大手のバンク・オブ・アメリカ(BAC)が第2四半期決算を発表しました。両社とも内容は良かったです。

まず、ゴールドマン・サックス(GS)ですが、EPS、売上高ともに予想を上回る良い内容でした。

EPSは予想3.39ドルに対して、結果3.95ドルと予想を上回りました。

売上高は予想75億2000万ドルに対して、結果78億9000万ドルとこちらも予想を上回りました。

業績の柱であるトレーディング部門が前年同期比17%減と苦戦したものの、ハイテク株を中心にゴールドマン・サックス(GS)が保有する株式評価額が上昇したことが業績を後押ししました。

【ゴールドマン・サックス・グループ:GS】
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決算発表を受けて、株価は前日比-2.31%安と急落しています。

また、米銀行大手のバンク・オブ・アメリカ(BAC)もEPS、売上高ともに予想を上回る良い内容でした。

EPSは予想0.43ドルに対して、結果0.46ドルと予想を上回りました。

売上高は予想217億8000万ドルに対して、結果230億7000万ドルとこちらも予想を上回りました。

ゴールドマン・サックス(GS)同様、トレーディング収入が低調でした。これは相場のボラティリティ(変動率)が低迷したことでトレーディング機会が少なかったためで、トレーディング収入は前年同期比9%減に落ち込みました。

一方で短期金利の上昇が業績を後押ししました。これは、短期金利が上昇する一方、預金に対して支払う金利が横ばいであったことから利ザヤが拡大。純金利収入が増加したためです。ちなみに、バンク・オブ・アメリカ(BAC)の個人預金シェアは全米トップです。

【バンク・オブ・アメリカ:BAC】
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ゴールドマン・サックス(GS)同様、バンク・オブ・アメリカ(BAC)も予想を上回る良い決算内容だったのにも関わらず、株価は前日比-1.37%安と急落しています。

先週末、決算発表したウェルズ・ファーゴ(WFC)とJPモルガン・チェース(JPM)も続落しています。

金融株が売られている主な要因は、米国の弱い経済指標や、FRB(米連邦準備制度理事会)のイエレン議長の議会証言が、予想よりもハト派だったことから予想よりも緩やかな利上げペースになるとの観測が高まったためです。

また、米国株セクターの中で循環物色が起きていることも金融株が売られている要因のひとつです。米国株式市場はいま、史上最高値圏にあり、多くの投資家が先行き見通しに懐疑的になっています。そのため、ハイテク株や金融株を売る一方、生活必需品株やヘルスケア株などのディフェンシブ銘柄を買っているのです。

さらに、恐怖指数と呼ばれるVIX指数に連動するETFにも買いが集まっていることから、投資家が米国株に対して長期的に強気な姿勢を示しつつも、短期的な調整局面に備えた保険としてのヘッジも掛けるなど慎重になっている心理をうかがうことができます。

ちなみに、相場の格言に、「強気相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、楽観とともに成熟し、幸福のうちに消えて行く」とありますから、懐疑の中である今は、まだ長期的な強気相場の道半ばと言えるかもしれません。

グッドラック。

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