バフェット太郎です。

インターネット検索で世界首位のアルファベット(GOOGL)が第2四半期決算を発表しました。

EPSは予想4.43ドルに対して、結果5.01ドルと予想を上回りました。

売上高は予想256億1000万ドルに対して、結果260億1000万ドルと予想を上回りました。

純利益は35億2000万ドル(前年同期は48億8000万ドル)と、前年同期比28%の減益に落ち込みました。減益となった主な要因は、欧州連合(EU)の規制当局に支払った27億ドル(約3000億円)の制裁金が響いたためです。一方で広告事業は好調でした。

広告クリック数は前年同期比52%増加しました。これは過去数年間で最も高い伸び率となりました。

一方で、広告主が支払う1クリック当たりの単価は23%減少しました。

広告クリック数が増加した背景には、スマートフォンの普及により、ユーザーのインターネット閲覧時間が増えたためです。しかし、グーグルはクリックを獲得するために51億ドルものコストを支払っていることも忘れてはいけません。

例えば、「iPhone」のユーザーがグーグルの検索エンジンでググった場合、グーグルはアップルに料金を支払っているのですが、これはモバイル機器からのトラフィック(データ量)が増えるにつれて料金も増加します。また、このトラフィック獲得コストは前年同期比28%増と、売上高成長率の21%を上回っていることから、収益を上げるためにより多くのコストが掛かるなど、利益率が悪くなっていることがわかります。

広告主が支払う1クリック当たりの単価が減少したのは、パソコン画面の広告単価より、スマートフォン画面の広告単価の方が安いためです。ユーザーによるパソコンの利用時間が減少する一方、スマートフォンの利用時間が増加したことが背景にあります。

広告事業に次ぐ第二の収益柱として存在感を高めつつあるクラウド事業の売上高は、42%増の30億9000万ドルでした。

現在、アルファベット(GOOGL)の売上の約9割を広告事業が占めていますが、ラリー・ペイジCEOは将来的にはクラウド事業がそれを上回る日が来るとみています。

【経営成績】
1
売上高、営業利益、純利益、すべてが上昇傾向にあるものの、スマートフォンの普及で広告単価が減少傾向にあることや、トラフィック獲得コストが増加傾向にあることを背景に、営業利益率が低下傾向にあります。
2
アルファベットは無配を貫いています。これは、自社事業に再投資しているためで、別の言い方をすればEPSの上昇は絶対に達成しなければなりません。今のところ、通期を通して一度も減益になっていません。
3
本業の儲けを表す営業キャッシュフローは順調に拡大しています。

予想上回る決算発表も、株価は-3.01%安と急落しています。これは、年初来で26%高と期待先行で上昇していたことの反動だと思うので、他のFAAMG株も同様に材料出尽くしから売られやすくなっていると考えた方が自然です。

【アルファベット:GOOGL】
4
アルファベットの株価はダブルトップを形成したあと反落し、50日移動平均線を下にブレイクアウトしています。

グッドラック。

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