バフェット太郎です。

2008年の世界金融危機の始まりは、07年8月に仏金融大手BNPパリバが米国の住宅ローン担保証券(MBS)を組み入れた三つのファンドの解約を凍結したことでした。

あの日、世界の金融市場に衝撃が走ったものの、FRB(米連邦準備制度理事会)とECB(欧州中央銀行)が緊急の資金供給に踏み切ったことを好感して株式市場は持ち直し、ダウ平均は10月にかけて1万4198ドルと史上最高値を更新しました。

しかし、その後は世界各国の中央銀行が新たな資金供給策に踏み切るも、世界の金融市場に広がった亀裂はますます拡大し、遂に08年の10月にリーマンショックを発端とした金融危機を迎えました。

あれから世界各国の中央銀行が資金供給を続けてきた結果、中央銀行のバランスシートは膨張し、FRB、ECB、日銀のバランスシートが合計で約14兆ドル(約1540兆円)も拡大しています。これはユーロ圏の経済危機や新興国の成長鈍化、原油価格の下落なども要因です。

世界各国の中央銀行が金融政策の解除に少しずつ動きつつあるものの、投資家心理はあの日の金融危機がトラウマとなっており、市場心理に影を落とす原因になっています。とは言え、こうした懐疑心があるうちは相場が過熱しにくいので、息の長い強気相場を形成してくれることが期待できます。

一応断っておきますけど、株式市場に暴落が来ないとか調整局面が来ないと言っているわけではありません。暴落や調整局面はいずえれ発生しますし、そのきっかけが北朝鮮をめぐる地政学的リスクの高まりを受けてかもしれませんし、中国の債務依存かもしれません。あるいはユーロ圏の脆弱性、米国の税制改革の失敗かもしれません。

07年のサブプライムローン問題、97年のアジア通貨危機、87年のブラックマンデーと「7」のつく年に経済危機が起こりやすいことから、投資家は短期的な調整局面を見据えながらもどっしりと腰を据えた運用を心掛けるようにしてください。

グッドラック。

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