バフェット太郎です。
普段、経済に一切興味を示さない友人が「投資を教えて欲しい」と聞いてきたのでちょっとイヤな予感がしています。実はこれと同じようなことが過去二回ありました。

一回目は07年夏でダウ平均が1万4000ドルとピークをつけた頃でした。やはり普段から経済に興味を示さない友人がいきなり数百万円もの投資信託を買っていて驚いたのですが、数カ月後には含み損が100万円を超え、顔を真っ青にしていたのをよく覚えています。

二回目は11年夏でした。これまた普段から経済にほとんど興味を示さない知り合いが安全資産の金に興味を示し、金の投資信託を100万円分購入しました。金価格は1オンス1900ドルを付けていて2000ドルの大台を突破するかと言われていた頃だったのですが、見事に暴落して被弾していました。

こうした経験から、バフェット太郎は「実際に自分の身近にも靴磨きの少年はいるものなのだなぁ」と感心したものです。

ちなみに「靴磨きの少年」とは、1928年冬(1929年秋の世界恐慌による株式市場大暴落の一年前)にジョセフ・P・ケネディ(ジョン・F・ケネディの父親)が靴磨きの少年に靴を磨いて貰っていたら、その少年が突然、「おじさん!ここだけの話なんだけど今○○株を買ったら絶対儲かるよ!」と言い、それを聞いたケネディ氏は(こんな少年まで株の話をするのは異常だ)と考え高値で売り切り、その後の大暴落を免れたという逸話です。

このように、普段から投資や経済に興味のない人たちが投資の話をしだしたら、短期的な調整局面は近いと思った方がいいです。

相場終焉の原因が地政学的リスクの高まりなのか、中国資産市場バブルの崩壊なのか、あるいはまた別の何かかはわかりませんが、マーケットが調整局面を迎えれば短期的にドル高方向に動きやすいです。

【ドル指数:$USD】
1
【米10年債利回り:$UST10Y】
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チャートを眺めると、ドル指数は200日移動平均線で反発しており、今後は売られすぎからの買い戻しが期待できます。また、米10年債利回りは200日移動平均線からの反発が期待でき、利回りが上昇すれば米国債の買い需要が高まるため、ドルがさらに上昇することが期待できます。

ただし、こうしたドル高はインフレ率の上昇が鈍化してFRBによる利上げペースが緩慢になる中で短期的なものに終わると思います。

また、個人投資家は将来の調整局面に備えてリスクを抑えた投資を心掛けてください。例えばディフェンシブ銘柄中心にポートフォリをデザインしたり、アセットアロケーションにおける金と債券の比率を上げたりするなどです。

強気相場では誰もが天才投資家になり得ますが、弱気相場で投資の実力が試されます。

グッドラック。

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