バフェット太郎です。

先日のエントリーで紹介しましたが、米スポーツシューズショップ大手フットロッカー(FL)の大暴落で、二人のクソダサいグロース株投資家が大損したので、改めてグロース株投資の注意点を記したいと思います。

▮バリュー株投資とグロース株投資
投資スタイルには大きく分けて二つあります。それは「バリュー株投資」と「グロース株投資」です。バリュー株投資とは、株価がその企業の内在価値に比べて割安に取引されているタイミングを見計らって投資するスタイルで、グロース株投資とは、その企業が市場平均に比べて高い収益成長が見込める場合、PERやPBRなどの水準を無視して投資するスタイルを指します。

バリュー株投資の方がグロース株投資よりも優れているということはなくて、それぞれ一長一短あるので気を付けなければなりません。例えば、バリュー株投資は比較的安定した投資成果が期待できる一方、一時的に割安な銘柄か、あるいは万年割安株なのかということを見分けなければなりません。

また、ボラティリティ(変動率)が低いため、人気化して大暴騰したり、不人気化して大暴落するということもほとんどありません。そのため、バリュー株に投資しても短期間でお金持ちになることはできません。

グロース株投資は、株価のモメンタム(勢い)や業績の成長率が重要になってくるので、PERやPBRは無視して大丈夫です。例えば、アマゾン・ドット・コム(AMZN)のようなグロース株は万年高PER株ですが、投資家は将来の利益に期待しているので現在のバリュエーションは関係なく、高PERが投資判断の材料にはなりません。

アマゾン(AMZN)のようなグロース株の場合、売上高がしっかり伸びているかが重要になるので、市場予想を上回る売上高の伸びを示しているかを四半期決算で確認していきます。また、相場全体が強気相場であるかという点も重要です。これは、市場に流入している投資マネーはバリュー株よりもグロース株の方が逃げ足が速く、大型株よりも小型株のほうが逃げ足が速いので値下がり率も大きくなりがちだからです。加えて、バリュー株は配当利回りが株価を下支えする要因となり得ますが、無配のグロース株は下支えする材料がないため大きく売られやすいです。

▮グロース株の買い方
グロース株の買い方は、基本的には「順張り」と言って、上昇トレンドにある銘柄を買っていきます。すでに上昇トレンドにあるということは、これまで業績と株価が右肩上がりで上昇していることを意味するため、投資家の期待値もやや大きくなっています。そこで、先に述べた通り、PERやPBRなどのバリュエーションは無視して買っていきます。

しかし、四半期決算で売上高が市場予想を下回り、これまでの上昇トレンドが崩れたら、早目に損切りしないと痛い目に遭うので注意してください。グロース株のほとんどは、過去の業績と株価が右肩上がりで上昇してきたので、経験の浅い未熟な投資家ほど、「これ(市場予想を下回る売上高成長率と上昇トレンドの崩壊)は一時的なつまずきにすぎず、買い増しのチャンスだ!」と考え、落ちていくグロース株をナンピン買いして泥沼にハマり抜け出せなくなるのです。


▮クソダサいグロース株投資家の共通点
また、yubetプレノンの両氏に共通するのは、どちらもグロース株投資にあまり必要性のないバリュエーションを重視していたことです。yubetはフットロッカー(FL)について、「実績PERは10倍、予想PERは9倍台です。小売銘柄として見ても、アパレル銘柄として見ても競合に比べて割安です(7/12)」とし、 プレノン も同様に「予想PERは10.5倍、なのだ。まともな環境であれば、この程度のつまずきが極端な暴落を誘発するはずがない(5/26)」と、バリュエーションを重視していました。

グロース株に投資する場合、バリュエーションよりもトレンドを重視しなければなりません。また、予想PERが割安になっていることは、投資家たちが先行き見通しに対して懸念を示していることを意味するので、「逃げる準備」をしなければならず、「買い向かう」準備をする時ではありません。

これと同じことは、将来有望として期待されていたバイオ株、ギリアド・サイエンシズ(GILD)でも見られていて、この時もギリアド株に投資していたホルダーが「PER9倍で超割安www」とナンピン買いして無事大損していました。

グロース株投資をしている個人投資家は、もう一度基本に立ち返ってください。

▮弱小投資ブロガーには一生わからないバフェット太郎のブログ戦略
yubetは、バフェット太郎のブログに対して、「投資ブログは特に目新しく書くことはなく、ページビューを稼ぐために他の投資家をクソダサいなどと馬鹿にして、あるいはS&P500のETFの話を堂々巡りして、買い煽るだけ」と記していますが、そもそもバフェット太郎のブログには毎日新規の読者が流入しています。彼らに対して「過去記事を読め」などとは言わず、既存の読者に同じネタの焼きまわしと思われても、書き下ろしの新鮮な記事を読んでもらうことでリピーターになってもらうことを狙っています。また、既存の読者にはその度に投資の基本に立ち返ってもらうことで投資姿勢がブレないようにと願っているわけです。

何より、バフェット太郎は多くの読者にyubetのような失敗をして欲しくないから、何度も何度も口を酸っぱくして言っています。

加えて、「クソダサい」という言葉に対して賛否両論ありますが、そもそもバフェット太郎はこのブログを通勤電車の中で読んでもらうことを想定しています。朝の眠たい時間、夕方の疲れた時間に文章を読むのって結構しんどいし、眠くなったりするものです。だから「シャキッ!」とエンジンを掛けてブログを一気に読んでもらうために過激な言葉を使うわけです。

yubetは「シーゲル流投資は早晩、教条主義に転落するだろう」と陰口を叩いていたけれど、現実や状況を無視して先に転落したのはお前だよ。バフェット太郎がただ叩かれるだけのサンドバッグだと思ったら大間違いだからな。

グッドラック。

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