バフェット太郎です。

ダウ平均は前日比196.14ドル(+0.90%)高と大幅に上昇し4カ月ぶりの上げ幅を記録しました。

【ダウ平均:$INDU】
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ダウ平均の日足チャートです。50日移動平均線がサポートラインとなって反発しました。この日は米下院のライアン議長がCNNのインタビューに対して、「税制改革法案について共和党議員の間で合意が形成されているため、オバマケア(医療保険制度改革)代替法案よりも通過が容易だ」と話したことが好感されました。

さらに、米上院共和党のマコネル院内総務は、投資家から懸念されていた連邦政府の債務上限引き上げに対して、「失敗する可能性はない」とし、米政府がデフォルト(債務不履行)するのではとの懸念を払拭しました。

最近、日本の米国株投資家を苦しめていた為替は1ドル109.59円とドル高円安に振れました。8月の独ZEW景気期待指数が市場予想の15.0に対して、結果10.0と大幅に予想を下回ったためです。また、24~26日の日程で米ワイオミング州ジャクソンホールで予定されている年次経済シンポジウムの開催を前に投資家たちがドルの売り持ちを減らしました。

【ドル円:$USDJPY】
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ドル円は108.5~114.5ドルのレンジで推移しています。

さて、ダウ平均が史上最高値の2万2200ドルから切り下がるなか、持株を手放して現金比率を高めた投資家も少なくありません。しかし、誰も正確に将来を見通すことができない以上、こうした市場のセンチメントに流されたタイミング投資を幾度となく繰り返せば、大抵の場合手数料分損するだけだということがわかります。

例えば2016年12月、多くの投資家がポジションを解消して現金比率を高めました。これは15年12月にFRB(米連邦準備制度理事会)が利上げに踏み切ったことで株式市場が急落したことで、今回も株式市場は急落するだろうと考えられたからです。

しかし、結果はほとんど下がることなく史上最高値を更新していきました。このような投資家の弱気見通しは何度も外れてきたことを踏まえれば、高値を警戒して売却する必要はほとんどありません。

ツイッターなどのSNSでも「高値で売却」といった報告は見かけますが、その後うまく買い戻したことを報告する人がいなかったことを考えると、安値で買い戻すことは難しく、強気相場の中で目に見えない機会損失をしていることがわかります。

ひどいケースになると、米著名投資家ジム・ロジャーズ氏がダウ平均が当時過去最高の1万4000ドルを推移しているときに、「米国株は明らかに割高で一年以内に大暴落する確率は100%」と主張していたことがあるのですが、これを信じて高値で売却した投資家は含み損こそしなかったものの、その後の強気相場で儲け損ない、今でも暴落を待っているのです。

これは、一度持株を手放せば、課税された分の税金を取り返すためにより大きな値上がり益を期待しなければならず、より安く買おうという気持ちが大きくなるためです。

従って、機会損失をしないためにも投資家は無駄な売買を控えた方がいいですよ。

グッドラック。

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