バフェット太郎です。

北朝鮮が日本上空を通過する弾道ミサイルを発射した問題を巡って、ドル円相場は一時108円台前半をつけて推移していましたが、問題への懸念はそれほど拡大せず、ドルは1ドル109.74円まで買い戻されました。

【ドル円:$USDJPY】
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ドル円相場は108.5~114.5円のレンジで推移しており、サポートラインから反発していることが確認できます。ドル指数に至っては、二年半ぶりの安値から持ち直しており、今後、売られすぎによる買い戻しが進みやすいと思います。

【米10年債利回り:UST10Y】
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米10年債利回りは低下(価格は上昇)しており、安全資産とされる債券に投資資金が流入していることがわかります。

【金先物相場:$GOLD】
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また、金先物相場は7月以降上昇トレンドを堅持しており、1300ドルのレジスタンスをブレイクアウトするなど、米10年債同様、安全資産の金に投資資金が流入していることから、投資家たちはリスクオフの姿勢を鮮明にしています。

米株式市場のバリュエーションが割高と指摘される中で、熱狂がないと言われるのはこうした安全資産に投資資金が流入しているためです。別の言い方をすれば、リスクオンの姿勢が鮮明になれば、株式市場に急速に投資資金が還流され、再び一段高となる可能性もあるということです。

投資家の中には、S&P500ETFなどを安値でごっそり買い、高値でバッサリ売り抜けることでお金持ちになれると信じているクソダサい投資家たちがいて、彼らは2009~11年の安値で仕込み、15~16年のダウ平均が1万8000ドルで推移していた時(人によっては14年の1万6000ドル台の時)にバッサリ売り抜けて利益を確定しました。しかし、その後、ダウ平均が史上最高値を更新し2万ドルを大きく上回るなど、一向に売られる気配がありません。

7の数字で終わる年の秋の株式市場は、下落しやすいことで知られていますが(詳しくは明日31日6時公開の記事を参照ください)、必ずしも調整局面を迎えてきたわけではありません。そのため、仮に今秋の調整局面が10%にも満たなければ、2万ドルを割り込むことすら難しくなります。

つまり、安全資産に流入した投資資金が株式市場に還流され、再び一段高となれば、売り抜けていた投資家たちは目に見えない機会損失を被り、上昇相場の恩恵を享受することができないというわけです。

金融危機後の09年~11年頃にたまたま株を買ったことでお金持ちになれた個人投資家は、自分が投資タイミングを計る能力が高いと過信していますが、それは飽くまで「まぐれ」であり、タイミングを計る能力が高いわけではないということを忘れてはいけません。

米優良企業がこれまで長期的に利益を株主に還元してきたことを考えれば、タイミングを計る必要は全くなく、効率的市場仮説が概ね正しいのなら、安定した収益が見込める優良企業の株に投資して配当を再投資し続けた方が、タイミングを見計らった売買をするより賢明と言えます。

グッドラック。

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