バフェット太郎です。

米国は核実験を強行した北朝鮮に対して、「北朝鮮への石油・液化天然ガス(LNG)の全面禁輸、北朝鮮からの労働者受け入れ禁止、繊維製品の禁輸、金正恩ら朝鮮労働党幹部ら5人の資産凍結、朝鮮人民軍や高麗航空など7団体の資産凍結」など、「最強の制裁」との位置付けで追加制裁の決議案を国連安全保障理事会の全15理事国に配布しました。

北朝鮮に対して「最強の制裁」が発動されればエネルギー供給が断絶するので、これ以上核・ミサイル開発することが困難になります。そのため北朝鮮は核を放棄するか戦争を始めるか道は残されていません。とは言え、拒否権を持つ中国とロシアがエネルギーの全面禁輸に消極的です。

また、トランプ大統領は米国債のデフォルト懸念があった連邦政府の債務上限問題を巡って、野党・民主党指導部と12月中旬までの短期引き上げで合意しました。これは市場が不安視していた債務問題がひとまず棚上げされるかたちになりましたが、税制改革の成立が来年にずれ込んでしまう可能性が高まりました。

さて『マンガーの投資術』に、「樽の中の魚を捕まえたければ、樽から水を抜けばよい」という箴言(しんげん)があります。

株式市場は10年に一度の危機など、過去を振り返れば誰もが絶好の投資機会だったと後悔するようなことが起こります。そしてそういうチャンスに限って、投資家はパニックに陥り、将来の不安と恐怖から優良株を投げ売りしてしまうのです。

このように、投資家が逃げ出す様子が樽から水が流れ出ていくのと似ていることから、マンガーは優良株を割安に買いたいなら、パニックを待てば良いと言っているのです。

翻って、現在の株式市場を眺めると、北朝鮮を巡る地政学的リスクの高まりやトランプ政権の混乱など、将来、投資家がパニックに陥りそうな材料が見え隠れします。

誰もがパニックに陥っているとき、同じようにパニックになるか、それとも樽から水が流れ出ている光景に見えるか。個人投資家は普段からリスクに備えておくべきです。

グッドラック。

(参考文献:『マンガーの投資術』)

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
大変励みになります。今日も応援のポチお願いします