バフェット太郎(@buffett_taro)です。

11日のNYダウ株式市場は前日比+259.58ドル(+1.19%)高の2万2057.37ドルと2万2000ドルの大台を回復して取引を終えました。大幅に上昇した主な要因は、大型ハリケーンの米国本土上陸や北朝鮮情勢に対する過度の懸念が後退したためです。

10日にフロリダ州に上陸した大型ハリケーン「イルマ」は数百万戸の停電など大きな被害をもたらしましたが、恐れていたほど被害が深刻な状況に至らなかったとの見方が「買い」を誘いました。

また、北朝鮮は9日の建国記念日に合わせて弾道ミサイルを発射するのではないかとの警戒感が高まっていましたが、新たな挑発行動は見られなかったことや、北朝鮮への制裁に対して、原油・石油精製品輸出に上限を設けるなど米国が大幅に譲歩したことを受けて、投資家の過度なリスク回避姿勢が後退しました。

【ダウ平均:日足】
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ダウ平均は強気トレンドを示す50日移動平均線を割り込むのではないかと心配されていましたが、大きく反発して再び史上最高値圏を試す展開となりそうです。

また、地政学的リスクの後退を背景に米10年債に売りが加速しました。

【米10年債利回り:日足】
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米10年債利回りは+3.88%pt高の2.14%と急騰(価格は下落)しました。

加えて、為替相場もリスク回避の姿勢が和らいだことでドル買いが加速しました。

【ドル円:日足】
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ドル円相場は+1.55%高の1ドル109.48と大きくドルが買われました。

個別銘柄は、これまで売り込まれていた保険大手のトラベラーズ・カンパニーズ(TRV)が+2.33%高に加えて、金融株のゴールドマン・サックス(GS)は+1.84%高、JPモルガン・チェース(JPM)+1.78%高、バンク・オブ・アメリカ(BAC)+2.01%高と大きく上昇しました。

また、FAAMG株も軒並み上昇しました。

明日、新製品のお披露目を控えたアップル(AAPL)株は+1.77%高と相場全体を牽引しました。総工費50億ドルといわれるアップル新本社で開催される新製品発表会で、顔認識や無線充電といった新機能を搭載したiPhoneの新モデル発表が行われる予定です。

アナリストによれば、投資家の期待以上のものとなるだろう。新型iPhoneの発売により10-12月四半期の業績やそれ以降も業績はコンセンサス予想を上回ると強気の見方を示しています。

ただ、フェイスブック(FB)やアップル(AAPL)、マイクロソフト(MSFT)などのFAAMG株が200日移動平均線を上回り、強気のトレンドを形成している中、同じくFAAMG株のアマゾン・ドット・コム(AMZN)とアルファベット(GOOGL)の株価は50日移動平均線を下回るなど、売りがやや優勢になっていることが気になります。

【アマゾン・ドット・コム:AMZN】
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【アルファベット:GOOGL】
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両社とも今年の6月にはじめて1000ドルの大台を突破しましたが、その後弱気に転じており、これまでの熱気が感じられません。

FAAMG株のようなハイテクグロース株に長期投資すれば、市場平均に勝ち続けることができると考えている個人投資家もいますが、それが儚い夢だったことにもうすぐ気づくかもしれませんね。

グッドラック。

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