バフェット太郎(@buffett_taro)です。

15日のNYダウ株式市場は前日比+64.86ドル(+0.29%)高の2万2268.34ドルと史上最高値を更新し、S&P500指数も+4.60(+0.18%)高の2500.22と初めて2500の大台を超えました。

北朝鮮が弾道ミサイル発射に踏み切ったものの、株式市場の反応は鈍かったです。これは、多くの市場参加者たちが武力衝突に至る可能性は低いと見ているためです。

為替相場もミサイル発射後こそ円高に振れたものの、数分後にはドルが買い戻され、ドル円は一時111円台を付ける場面もありました。とは言え、北朝鮮の動き次第で市場が揺さぶられる可能性もあります。

北朝鮮経済は今、中国によるエネルギー輸出削減などによる打撃を受けていることに加えて、11日に国連安全保障理事会で採択された追加制裁で石油・石油製品の輸入量が制限されたことで、エネルギー価格が上昇するなど影響が出始めています。また、繊維類の輸出が禁止されたことで貴重な外貨獲得手段が断絶されたことも経済を圧迫する要因になっています。

こうした北朝鮮経済の締め付けは、北朝鮮内にある中国企業の倒産や撤退要因となるため、経済活動が低迷し、さらに経済が打撃を受けている中で、大規模な自然災害などが加われば、インフラを回復させることもできません。そのため、北朝鮮の動き方次第で、市場が一時的にリスク回避の動きを見せる可能性があります。

賢明な投資家は「まさか」の事態に備えて常にリスクに注意を払わなければなりません。別の言い方をすれば、信用取引などレバレッジを掛けたリスクの高い取引というのは、経済動向や企業業績、株価などの短期的な将来見通しに賭けるだけでなくて、その間の「まさか」の事態が起きないことにも掛けているということです。

【マザーズ指数】
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チャートは過去半年のマザーズ指数です。北朝鮮を巡る地政学的リスクの高まりを懸念して、指数が二度大きく急落しています。先月24日、信用取引を駆使して一時2億3000万円まで資産を築いた某投資家が資産1億円を割り込んだことでブログを休止しているのは、この「まさか」の事態が起きてしまったからです。

テレビや雑誌などの既存メディア、ツイッターなどのSNSを利用していると、若くして億万長者になった投資家を目にする機会が増えますが、中には信用取引を駆使するなど元本にレバレッジを掛けてお金持ちになった投資家もいます。そのため、億万長者になった投資家の投資スタイルを盲目的に信じると、お金持ちになるどころか、果てしないリスクを知らず知らずのうちに背負うなんてことになりかねないので気を付けなければなりません。

多くの投資家にとっての最適解は、指数に連動するETFやインデックスファンドを利用したパッシブ運用であり、地道にコツコツと資産形成に励むこと以外ありません。

グッドラック。

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