バフェット太郎(@buffett_taro)です。

優良株を割安な価格で買おうとする投資家にとって、絶好球が来るまでじっと待つことは非常に大切なことだと言われていますが、果たして本当に正しいと言えるのでしょうか。

著名投資家ウォーレン・バフェットは、「投資の世界に見逃し三振はない」とし、「競争優位性を持つ優れた企業の株式を、割安な価格で手にれられるタイミングまでじっと待たなければならない」と、「待つ」ことの重要性を説いています。

1960年代後半、バフェットは株式市場が割高であることに嫌気がさし、買いたいと思う銘柄はないとしてパートナーシップを解散し、その後、70年代前半にワシントン・ポスト社に投資するまで5年待ちました。

これはあまりにも有名なエピソードなので、「投資の世界に見逃し三振はない」との言葉を好んで使う投資家も少なくありません。しかし、これに関してバフェット太郎は否定的です。なぜなら、多くの個人投資家は株式市場のバリュエーションを正確に判断できないことから、買わなかったことによる機会損失を被る可能性が大きいからです。
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例えば、金融危機後の2013年、ダウ平均がこれまでの過去最高値である1万4000ドルを突破したことで株式市場は割高で、まもなく暴落するという意見が多かったです。そのため、株式市場を割高だと判断した個人投資家は投資判断を見送っていました。

しかしその後、ダウ平均は彼らの予想を裏切るように上昇し続け、15年に1万8000ドルを突破したことで、投資判断を見送った個人投資家たちは機会損失を被ったのです。とは言え、実際に損をしたわけではないですし、「投資の世界に見送り三振はない」という名言が投資判断の間違いを正当化してしまっているので、タイミングを待つことがまるで正しい投資戦略のように誤解され続けているのです。

ちなみに、17年9月現在、ダウ平均はさらに上昇して2万2200ドルと史上最高値を更新し続けています。13年の1万4000ドル時点で投資判断を見送った投資家は、金融資産を1.5倍以上にできるチャンスをみすみす見逃したと言えます。

さて、こうしたことから個人投資家はバリュエーションを正確に判断することができないため、タイミングを見計らうことはサイコロの目を予想することと同じことだと言えます。

従って、個人投資家はタイミングを見計らうこと(サイコロの目を予想すること)に労力を使うのではなく、優良株をドルコスト平均法でコツコツと買い増しし続けられるような環境を作ることに労力を割いた方がずっと賢明だと言えます。

グッドラック。

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