バフェット太郎(@buffett_taro)です。

前回のエントリーで優良株が割安な価格で買えるまでじっと待つことは必ずしも正しいワケではないと説明しました。今回は同じ「待つ」でも、待たなければならないときがあることについても説明したいと思います。

コカ・コーラ(KO)やフィリップ・モリス・インターナショナル(PM)のような一握りの優良株を一度購入したら、その企業が本来の成長性や収益性を発揮して株価を押し上げるまでじっと待たなければなりません。しかし、多くの個人投資家はじっと待つことに耐え切れず、値上がり益が見込める将来有望のイケてるグロース株に乗り換えてしまいます。

これは、多くの個人投資家たちが「値上がりする株は優良株」で「値下がりする株はクソ株」と考えているためです。

なるほど、確かに値上がりする株は企業業績が好調で将来の業績見通しも明るいので優良株と言えるかもしれません。また、値下がりしている株は企業業績が不調で将来の業績見通しも暗いのでクソ株と言うのは的を射ています。

しかし、企業業績が好調で将来の業績見通しが明るくても、投資家の期待値が高すぎれば、たとえ業績が良くても投資家の期待を下回れば株価は急落してしまいかねません。一方で企業業績が不調で将来の業績見通しが暗くても、投資家の期待値が低すぎれば、普通の決算を出すだけで株価が回復します。

そのため、値上がりする株を買っても、その株が投資家の期待に応えなければ、上昇し続けないというわけです。別の言い方をすれば、例え業績が堅調でも投資家の期待を下回るようなら株価は値下がりし、「クソ株」の烙印が押されてしまうのです。

こうしたことから、投資家は優良株を長期で保有しなければなりませんが、「値上がりする株は優良株である」と必ずしも言えないので注意してください。

ちなみに、今から二年前の15年10月、ウォルト・ディズニー(DIS)やナイキ(NKE)、スターバックス(SBUX)、チポトレ・メキシカングリル(CMG)などのグロース株が株価が上昇していたことを背景に優良株としてもてはやされ、長期保有を前提に投資していた投資家は少なくありませんでした。

しかし、当時から株価はどうなっているかと言えば、ウォルト・ディズニー(DIS)ー13.38%安、ナイキ(NKE)ー17.78%安、スターバックス(SBUX)ー12.63%安、チポトレ・メキシカングリル(CMG)に至ってはー51.10%安と、S&P500指数の+20.24%高を大幅にアンダーパフォームしています。

グッドラック。

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