バフェット太郎(@buffett_taro)です。

ウォールストリートジャーナルによれば、著名投資家ウォーレン・バフェットは「ダウ平均は今後100年で100万ドルを超える可能性がある」と述べました。これは現在の2万2000ドルからおよそ45倍も値上がりすることを意味するので、一見すごい数字のように聞こえますが、実際はとても控えめな予想です。

なぜなら、100年後にダウ平均が100万ドルに到達するためには年3.9%のペースで上昇すればよくて、ダウ平均が過去100年間で年5.8%のペースで上昇してきたことを考えれば何も不思議なことではないからです。ちなみに、過去100年間と同じ5.8%のペースで上昇すれば618万ドルに達します。

そのためバフェットは、「アメリカを空売りするのは敗者の戦法だ」とし、地政学的リスクの高まりや政治不安などを理由に米国株を空売りするよりもバイ・アンド・ホールドした方が賢明だと話します。

つまり、個人投資家はS&P500ETFに投資して配当を再投資するだけでいいのです。しかし、個人投資家はなぜそれができないのでしょうか。その理由の一つに個人投資家は恐怖に打ち勝つことができないことが挙げられます。

【ダウ平均暴落の歴史】
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このグラフは戦後から現在にかけて、約ー20%以上暴落した時代を示しています。過去を振り返れば、ダウ平均は1946年、68年、73年、76年、81年、87年、99年、07年においてー20%を超えるほどの大暴悪をしており、この時個人投資家たちは恐怖のあまり株を投げ売りしていたのです。

ちなみに、87年の暴落直前のダウ平均は2662ドルだったし、81年に至っては1003ドルでしかなかったので、例え暴落の直前に買ったとしても、そのまま買い持ちするだけで20倍以上になっていた計算になります。

しかし、多くの個人投資家は目先の株価の変動に一喜一憂するため、20~40%の暴落に耐えることができないのです。とはいえ、過去のダウ平均の暴落の歴史を眺めれば、20~40%暴落するのは当たり前だし、その暴落を乗り越えられなかったことなど一度もなかったこと、そして長期的に見れば年5.8%のペースで上昇を続けたことを考えれば、暴落を恐れる必要はないことがわかります。

「過去は新しい、未来は懐かしい」とはインドの言葉ですが、過去を眺めれば、それはやがて来る未来を暗示していることがわかります。長期化する景気拡大局面や北朝鮮を巡る地政学的リスクの高まり、米国の政治不安など、暴落のきっかけはいくらでも転がっていますが、それを乗り越えられることも我々は知っています。

グッドラック。

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