バフェット太郎(@buffett_taro)です。

11日のNYダウ株式市場は前日比+42.21ドル(+0.18%)高の2万2872.89ドルと史上最高値を更新して取引を終えました。ダウの牽引役となったのはジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)とウォルマート・ストアーズ(WMT)でした。

投資銀行ジェフリーズは昨日、ジョンソン・エンド・ジョンソンの医薬品部門への期待感から投資判断を「中立」から「買い」に引き上げました。また、ウォルマート・ストアーズは昨日に引き続きネット通販への期待感から「買い」が優勢となり、それぞれジョンソン・エンド・ジョンソンは+2.05%高、ウォルマート・ストアーズは+1.90%高と上昇しました。

また、この日はFRB(米連邦準備制度理事会)が9月19・20日に開催したFOMC(米連邦公開市場委員会)の議事録が明らかになりました。議事録によれば、FRBの大半のメンバーは年内に追加利い上げに踏み切る可能性が高いとの認識で一致していました。一方で、一部メンバーは向こう数カ月でインフレが加速するかどうか慎重に見極める必要があると指摘していました。

FRBの頭を悩ませているのは、このところのインフレ率の鈍化は一時的なものなのか、あるいは長期にわたるものなのかということです。これに対して、多くのFRBメンバーは「一時的なもの」との見方を示していますが、一部のハト派のメンバーは「インフレが加速しない場合には利上げ路線を見直す必要が生じる」と指摘しました。

そもそも利上げは金融引き締めを意味します。FRBは利上げを急ぎすぎれば景気の腰折れを招き、利上げを待ちすぎれば景気の過熱によりインフレの急騰を招きかねないため、FRBはちょうどいい利上げのペースになるように気を使っています。

さて、マーケットをうまくコントロールしてきたジャネット・イエレン議長も来年2月には任期満了となり、市場参加者たちは次期FRB議長が誰になるのかに注目しています。

ウォール・ストリート・ジャーナルのエコノミスト調査によれば、FRB元理事のケビン・ウォルシュ氏がドナルド・トランプ大統領によって次期FRB議長に指名される可能性が高いとのこと。

このエコノミスト調査によれば、トランプ大統領が次期議長に指名する確率はウォルシュ氏28%、イエレン氏22%、パウエル氏21%でした。

ウォルシュ氏は金融大手モルガン・スタンレーの元幹部で、06年~11年にかけてFRB理事を務めた経歴の持ち主です。ウォルシュ氏はFRBの金融政策に疑問を持っていて、資産購入プログラムによる市場の買い支えを批判。「FRBが経済をコントロールしようとしている」「FRBは利上げのタイミングを逃している」と非難していました。つまり、バリバリのタカ派で利上げ派であることから、彼がFRB議長に指名されると「景気の腰折れ」への懸念と金利上昇による「ドル高」が期待されます。

ただし、トランプ大統領は金融緩和の持続とドル安政策を掲げており、いわゆるハト派的な考え方をしていいるため、考え方のベクトルは一致しません。そのため指名されないのではとの意見がある一方で、ウォルシュ氏の親族とトランプ政権は好意な関係にあることから指名される可能性が高いとも言われています。

結局のところマーケットは誰が次のFRB議長に指名されるのかさっぱりわからないわけですが、来週末までには決まるとのこと。

グッドラック。

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