バフェット太郎(@buffett_taro)です。

13日のNYダウ株式市場は一時2万2905ドルと2万3000ドルの大台まで100ドルを切る場面もありましたが、結局、前日比+30.71ドル(+0.13%)高の2万2871.72ドルと過去最高値で引けました。上昇した主な要因は堅調な経済指標を好感したためです。

商務省が発表した9月小売売上高は予想1.7%増に対して、結果1.6%増と予想を下回ったものの約2年半ぶりの大幅なプラスになった他、変動の大きい自動車を除いたベースでは予想0.3%増に対して、結果1.0%増と予想を大きく上回りました。

こうした米国の好調な消費市場を手掛かりに、米小売最大手のウォルマート・ストアーズ(WMT)は+0.60%高、ディスカウント大手のターゲット(TGT)は+1.10%高、コストコ・ホールセール(COST)は+1.67%高と小売り株が買われました。

さて、決算シーズンが本格化する中、米銀大手のバンク・オブ・アメリカ(BAC)とリテール銀行大手のウェルズ・ファーゴ(WFC)が第3四半期決算を発表しました。

バンク・オブ・アメリカの決算は良かったです。

EPSは予想0.45ドルに対して、結果0.48ドルと予想を上回りました。

売上高は予想219億8000万ドルに対して、結果220億8000万ドルと予想を上回りました。

バンク・オブ・アメリカは米国で預金と住宅ローン債権を多く抱えているため、政策金利引き上げに伴う金利差拡大上により、利ザヤを大きく稼いだとみられています。

一方で、他行と同様にトレーディング収入は低迷しており、前年同期比15%減の31億5000万ドルと落ち込みました。トレーディング収入が落ち込んだ要因は、株価のボラティリティが低迷し、トレーディングによる収益機会が乏しかったためです。

バンク・オブ・アメリカの決算は良かったものの、ウェルズ・ファーゴの決算は悪かったです。

EPSは予想1.03ドルに対して、結果1.04ドルと予想を上回りました。

売上高は予想224億ドルに対して、結果219億ドルと4四半期連続で市場予想を下回りました。

ウェルズ・ファーゴは金融危機前の住宅ローンに絡む問題で、10億ドルの訴訟関連費用を計上したことでモーゲージ事業が低迷しました。

シュルースベリーCFO(最高財務責任者)は、2019年末までにコストを削減し、削減分を事業の再投資に充てる計画を示しました。また、配当と自社株買いを含めた株主還元費用を前期の34億ドルから40億ドルに増加させるとしています。

ウェルズ・ファーゴは著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる投資会社バークシャー・ハサウェイ(BRK.B)の代表銘柄ですが、営業慣行の不祥事の影響で信用が失墜する一方、信用回復に伴うコスト増が響き、純利益の伸びは緩慢です。

ウェルズ・ファーゴは個人の住宅ローンや中小企業向けの小口融資に強みを持つなど、手堅いビジネスをしているため、長期的に見れば今は買い場と言えます。とはいえ、値上がり益だけを追求した投資家にとってはウェルズ・ファーゴよりバンク・オブ・アメリカやJPモルガン・チェースの方が投資妙味があるため、自身の投資スタイルに合った銘柄選びをオススメします。

グッドラック。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
大変励みになります。今日も応援のポチお願いします