バフェット太郎(@buffett_taro)です。

「コントラリアン」という言葉は、大勢とは反対の行動をとる人という意味で逆張り投資家を指す言葉でもあります。

多くの著名投資家たちは、誰もが投げ売りしている株を割安な価格で取得するなど、「コントラリアン」として成功しています。例えば、ウォーレン・バフェット氏は過去、アメリカン・エキスプレスを割安な価格で取得したことで有名です。

1963年、アメリカン・エキスプレスは担保にしていたサラダ油缶の中にサラダ油がなかったという詐欺事件に遭い、株価が急落しました。しかし、バフェットは同社の株価が暴落する中、顧客は詐欺事件と関係なくアメックスカードを使い続け、失った純資産はいずれ回復すると判断すると大量に同社株を購入し、その後わずか二年で株価が三倍に値上がりしたところでバフェットは2000万ドルもの利益を出して売り抜けました。

とはいえ、逆張り投資なら何でもいいというわけではありません。コントラリアンとして大勢とは反対の投資判断を決断する場合、必ず自分が正しいということが確実でなければなりません。

例えば、アマゾン・ドット・コムが躍進する中で、百貨店各社の業績は軒並み悪化し、株は売られました。多くの消費者がインターネットで買い物をすることを考えれば、ネット通販の対応に遅れている百貨店株などを買っていてはダメなのです。

しかし、それがわからずとにかく他人と反対のことをすることが逆張り投資だと勘違いしている一部のクソダサい投資家は、百貨店株を買ってコントラリアンになったと悦に入るわけです。

彼らは妄想の中で、いずれバフェットのように「誰もが悲観的になっている中で、バーゲン価格で売られている株を大量に買って大きく儲けることができました」と言いたいのだと思いますが、妄想は妄想の中で終わるだけです。

百貨店株は売られ過ぎによる一時的な反発があるかもしれませんが、ネット通販事業で先行しているアマゾンやウォルマートとは絶望的な力の差が開いてしまっているので、積極的に長期投資をするような銘柄ではありません。

一方で、最近ではマクドナルド(MCD)が逆張り投資としての好例となりました。マクドナルドは2014年、食肉消費期限切れ問題を受けて世界中で顧客離れを起こし、日本マクドナルドは上場後初の赤字に転じました。

しかし、米国マクドナルドは47億5700万ドル(約5300億円)もの純利益を上げていました。これは、米マクドナルドの収益源がFC店舗によるロイヤリティフィーと賃料によるもので赤字になる可能性が極めて低いビジネスモデルだからです。

そのため、いずれ消費者が食肉消費期限切れ問題のことなど忘れて客数が戻れば、結果的にロイヤリティフィーが回復して株価が戻ると考えました。あれからたったの三年しか経っていませんが、今マクドナルドの食肉消費期限切れを心配する人はほとんどいません。

このように、「真のコントラリアン」は確実性が極めて高い銘柄にのみ投資するもので、逆張りなら何でもいいというわけではないので注意してください。

グッドラック。

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