バフェット太郎(@buffett_taro)です。

日経平均株価が21年ぶりの高値を付け16連騰という新記録を達成したことや、ダウ平均が史上初めて2万3000ドルの大台を突破して過去最高値を更新する中、株式投資に対する注目はますます高まっています。

さて、フランスの経済学者トマ・ピケティ氏は『21世紀の資本』で「r>g」というたった一つのの不等式で格差の本質を説きました。ちなみに、「r」とはターン・オン・キャピタルのことで資本収益率(投資利回り)を意味し、「g」とはエコノミック・ロース・レートのことで経済成長率(賃金の伸び率)を指します。 つまり、投資家のリターンは労働者のリターンより大きいというわけです。

資本主義社会において格差拡大が必然であることを、ピケティは膨大な歴史資料をもとに証明しているので、誰が政治をやろうとも格差拡大を止めることはできません。そのため、あなたが会社に勤めているサラリーマンなら、格差拡大の是正を訴えるのではなくて、投資家の側に移った方が不満は解消されてずっとスッキリすると思います。

では、これから投資を始めようと考えている社畜リーマンが、虎の子の100万円で投資を始める場合、何に投資すべきでしょうか。

最近注目されているビットコインなど、仮想通貨を投資先に挙げる人もいますが、仮想通貨は普通投資対象に向きません。なぜなら投資とは、投資対象それ自体がお金を増殖させる繁殖機能を持っていなければならないからです。

例えば、農家は飼っている雌鶏を売ってしまえばそれ以上の利益は上げられませんが、雌鶏が産む卵を売れば、卵を産み続ける限り利益が上がり続けます。そのため、株も配当という卵を産むので、お金を増殖させる繁殖機能を持っていると言えます。

一方でビットコインや金(ゴールド)はそれ自体に増殖機能を持っていないことから投資対象にはなり得ません。ビットコインを永遠に持っていても、手元のビットコインの量が増えるわけではありませんし、金も同じです。

ビットコインは自分が買った値段よりも高い値段で買ってくれる人を待つゲームなので、仮想通貨市場に参加者が増えれば増えるほど値段は上がりやすいですが、もっと良い仮想通貨が誕生すればそちらに資本が流出しかねないので、ボラティリティはいつも激しく資産運用には不向きです。

そこで、これから100万円で投資を始めようと考えている社畜リーマンは、「バンガード・S&P500・ETF(VOO)」や著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる投資会社「バークシャー・ハザウェイ(BRK.B)」などに金融資本を集中投資する一方、人的資本は本業に集中投資し、給与の一部を株の買い増しに使うことが、数ある最適解の中の一つになり得ます。

これはS&P500ETFやバークシャーへの投資が唯一無二の選択肢と言っているわけではなくて、あくまで数ある最適解の中の一つであり、多くの著名投資家たちが推奨する、誰もが簡単に実行できる投資戦略です。

ちなみにバフェット太郎は個別銘柄に投資していますが、保有銘柄は全てS&P500構成銘柄なので、やっていることはあまり変わりません。ただし、買い増す時は不人気銘柄ばかり買っているので、誰もが簡単にマネができるというわけではありません。

ここで重要なことは、虎の子の100万円を運用しておしまいということではなく、配当や本業の給与の一部で株をさらに買い増して資産を最大化する努力を積み重ねなければならないということです。

これは自分の生活スタイルを見直したり、本来手に入れられるはずのモノやサービスを諦めるなど、地道な努力も必要になるので、本気でお金持ちになりたいなら覚悟してください。

グッドラック。

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