バフェット太郎(@buffett_taro)です。

クソダサい投資家ほど配当株に投資しているにも関わらず、配当再投資をせずそのままほったらかしにするものです。

株式投資の未来~永続する会社が本当の利益をもたらす 』によれば、「1871年から2003年にかけて、インフレ調整ベースで、株式の累積リターンの97%は、配当再投資が生み出してきた。値上がり益が生み出した部分は3%にすぎない」とのこと。

本書は、1871年にS&P500に1000ドル投資して、2003年末にかけて配当を再投資した場合と、配当を再投資しなかった場合と比較して、配当再投資の重要性を説いています。

1871年から2003年末までの122年間、当初の1000ドルは24万3386ドルにもなり、さらにこの間約9万ドルの配当を得たことを加味すると、投資家の資産は約33万ドルと330倍になったことを意味します。しかし、9万ドルの配当を再投資し続けた場合、当初の1000ドルは最終的に約800万ドルと8000倍にもなっているのです。

配当を再投資した場合の平均年率はインフレ調整ベースで7%、再投資しなかった場合は4.5%に留まったとのことですから、時間の経過とともに資産の格差は開く一方です。

また、1957年末から2003年末にかけて、S&P500採用銘柄のうち、最も配当利回りの低い(大半は無配)100銘柄と、最も配当利回りの高い100銘柄にそれぞれ1000ドル投資して、配当を再投資した場合の累積リターンは、配当利回りの低い100銘柄のリターンは年平均9.50%で6万4930ドルだったのに対して、配当利回りの高い100銘柄のリターンは年平均14.27%で46万2750ドルにもなりました。ちなみに、S&P500のリターンは年平均11.18%で当初の1000ドルは13万0768ドルになったそうです。

このように、長期投資において配当再投資の重要性は大きいです。しかし、多くの個人投資家が配当再投資戦略を実践しないのにはワケがあります。それは、配当に税金が掛かること、そして、多くの個人投資家は配当収入より、株価の値上がり益の方が重要だと考える傾向にあるためです。

確かに、投資家は配当を受け取る際、20~30%程度の税金を支払わなければなりません。一方で無配株は株主に還元しない代わりに自社の事業に積極的に再投資することで業績拡大の機会を得ることができます。すなわち、株価が上昇するということです。しかし、これにも問題があります。なぜなら、ほとんどの企業は自社の事業に再投資しても、投資家が満足するだけの利益を生み出してくれないからです。

また、株価の値上がりが期待できる銘柄に投資したとしても、永遠に上昇し続ける銘柄などありませんから、いずれ手放さなくてはいけません。結局、含み益があればそこで税金を支払うわけです。もちろん、税金の支払いを遅らせるというメリットがありますが、売買のタイミングを間違えれば、そのメリットなど簡単に相殺されてしまいます。そして、多くの個人投資家がベストなタイミングで売買を繰り返すことはできないことを考えれば、税金というコストを支払ってでも、配当株に投資した方が賢明と考える方が自然です。

とはいえ、これは多くの個人投資家に言えることであって、ごく一握りの天才投資家に言えることではありません。彼らは値上がり益が期待できる銘柄に投資してリターンを最大化することができますし、暴落を事前に察知して売り逃げることもできるからです。

だからもしこの記事を読んでも配当再投資は必要ないと考えるなら、もしかするとあなたはごく一握りの天才投資家かもしれません。ただし株式投資の世界では、自分は天才と思い上がったクソダサい投資家たちの悲鳴が度々聞こえてくるので「勘違い」だけは気を付けてくださいね。

グッドラック。

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