バフェット太郎(@buffett_taro)です。

あなたが投資でお金持ちになりたいなら、債券ではなく株式に投資しなければなりません。これは、過去を振り返れば、債券より株式の方がはるかにリターンが大きかったからです。

米経済学者ジェレミー・シーゲル著『株式投資 第4版』によれば、戦後1946年から2006年にかけて、株式の実質トータルリターン(*配当再投資含めたインフレ率調整済みの実質利回り)が6.9%だったのに対して、米長期国債は1.6%、米短期国債は0.6%と、株式利回りが債券利回りを大幅に上回りました。

【株式と債券の実質トータルリターン:%】
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表は戦後の実質トータルリターンを表しています。例えば、一番上の1946年~1965年では、米国株の利回りが10%だったのに対して、米長期国債はー1.2%、米短期国債はー0.8%でした。債券利回りがマイナスに落ち込んだのは、インフレ率を下回る利回りだったためです。

また、「株式利回り>債券利回り」という関係は、何も米国だけで見られる特別な現象というわけではありません。『証券市場の真実―101年間の目撃録 』によれば、1900年~2000年の101年間において、日本やドイツ、イギリス、カナダなど16か国すべての国で、株式利回りが債券利回りを大幅に上回っていたのです。
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(出典『証券市場の真実―101年間の目撃録 』)

日本やイタリア、ドイツの利回りより、イギリスやアメリカの利回りの方が高いのは、敗戦国と戦勝国の違いによるものです。

このように、どの国においても、そしてどの時代においても株式利回りは債券利回りを上回ってきました。従って、あなたがお金持ちになるために投資をするなら、債券ではなく株式に投資しなければなりません。別の言い方をすれば、あなたがお金持ちになるために債券に投資するのであれば、それは言っていることとやっていることが間違っているというわけです。

では、なぜ投資の世界には債券に投資する人がいるのでしょうか。彼らは歴史を知らない愚者なのでしょうか。いいえ、そんなことはありません。彼らが債券に投資する最大の理由はリスクを抑制するためです。

投資家は誰もが同じ性格でもなければ、投資の目的も違います。臆病者の投資家もいれば、楽観的で向こう見ずな投資家もいます。また、将来のマイホームの購入資金のために投資をしている人もいれば、老後の生活資金のために投資する人もいます。つまり、我々は同じ投資家でもリスク許容度が全く違うのです。

従って、誰もが株式投資がお金持ちになるために最適な投資対象だと知っていても、リスク許容度が違うため、株式に100%集中投資することができないのです。

そこで、個人投資家がより多くの資金を株式に振り分けるにはどうしたらいいのでしょうか。別の言い方をすれば、リスク許容度を大きくするためにはどうすればいいのでしょうか。

結論から言えば、株価の変動は必然と考え、保守的な銘柄を選ぶことです。金融市場は複雑怪奇で、将来起こり得ることを正確に予想することは誰にもできません。従って、まさかの暴落に備えて、地味で退屈な大型ディフェンシブ銘柄を選好することで、株式により多くの資金を振り分けることができます。

グッドラック。

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