バフェット太郎(@buffett_taro)です。

日本のような豊かな社会において、「勤勉に働き、倹約に努め、堅実に運用する」ことさえできれば、誰もがお金持ちになることができます。

しかし、資産運用をするだけでお金持ちになれるのなら、どうして日本の個人投資家たちは日本株に投資してもお金持ちになれなかったのでしょうか。これは1989年のバブル崩壊以降、日本株が低迷し続けてきたことが背景にあります。

【日経平均株価:1987-2017】
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当時、ネット証券などなく、外国株投資へのアクセスは限られていたことから、多くの個人投資家は日本株を短期で売買するか長期で保有するしか選択肢はありませんでした。

しかし、日本株はバブル崩壊と労働生産人口(15歳~64歳までの人口)の減少を受けて長期で低迷したため、日本株を長期で保有してもお金持ちになることはできなかったのです。また、短期投資はゼロサムゲームと言って、誰かが得をすれば誰かが損をするようにできているので、何度も売買を繰り返せば繰り返すほど、売買手数料分だけ損をするようになっており、短期投資でお金持ちになることは確率的に難しいのです。 

従って、日本の個人投資家たちは短期投資でも長期投資でもお金持ちになることができなかったのです。

しかし、今では簡単に世界のマーケットにアクセスすることができるようになったので、誰もが世界の資産市場に分散投資することができるようになりました。これは、これまで日本という単一市場にしか投資できなかった日本の個人投資家にとって福音となります。

なぜなら、世界のマーケットの中心地は米国であり、世界全体の時価総額の半分を占めているからです。一方、日本株は10%にも満たないマイナーな市場です。本来ならば、米国を中心とした世界のマーケットで資産運用しなければなりませんが、アクセスが困難という理由で日本人は日本というマイナーな市場でしか資産運用できなかったのです。

このような時代背景もあり、日本人は日本株に投資してもお金持ちになることはできなかったのです。では、これからはどうでしょうか。

近年、アベノミクスの恩恵を受けて日本株は総じて好調です。しかし、これは単純に為替要因と見ることもできます。
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チャートは2000年以降の日経平均株価とドル円の推移を表しています。このチャートを眺めると、日本株はこれまで為替と強い相関関係が示されていることが確認できます。従って、近年の株価上昇は為替要因によるものと考えるのが自然で、円高になれば再び日本株が売られることが容易に想像つくわけです。

とはいえ、仮に来年円高が進んだとしても、必ずしも相場が崩れるわけではありません。なぜなら、政府は19年10月に消費税増税を予定しており、それまでは相場を支えたいと考えているからです。

そのため、円高が進んだから日本株は売りだというこれまでのセオリーは通じないかもしれませんね。

グッドラック。

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