バフェット太郎(@buffett_taro)です。

S&P500指数が年初来で+15.11%高で推移する中、テクノロジー・セレクト・セクターSPDRファンド(XLK)は同+30.33%高と市場平均を大幅にアウトパフォームしています。

【テクノロジー・セレクト・セクターSPDRファンド(XLK)】
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このテクノロジー・セレクト・セクターSPDRファンドには、これまで指数全体を押し上げてきたフェイスブック(FB)やアップル(AAPL)、アルファベット(GOOGL)などが組み入れられているのですが、これらのハイテク株の強気相場はいったいいつまで続くのでしょうか。

永遠に続くブームなどありませんから、今回のFANGブームもいずれは終焉を迎えます。しかし、バリュエーションだけを眺めれば、「本当にFANGブームの終わりが来るの?」っていうくらい、しっかりしています。

例えば、現在のハイテク株セクターの予想PERは20.6倍ですが、S&P500指数の予想PERは17.8倍と、わずか2.8ポイントの差しかありません。ちなみに、1999年のドットコムバブルでは、ハイテク株セクターとS&P500指数の予想PERの差は20ポイントもの差が開きました。つまり、当時と比べれば、ハイテク株は特に割高とは言えないのです。

また、これまでにハイテク株は莫大な手元資金を蓄積してきたため、財務状況が悪化する心配もありません。例えば、アップルの17年末時点の現金保有額は2850億ドル(約32兆円)を超え、前年比16%増になる見通しで、これはマクドナルド(MCD)の時価総額の二倍に相当する額になります。

アップルはさらに社債を発行したこともあり、手元資金もさらに増えると予想されています。加えて、アップルは海外収益を多額の現金として海外にそのまま積み上げることで35%の法人税を免れていますが、同じようにマイクロソフト(MSFT)やシスコシステムズ(CSCO)、アルファベット(GOOGL)、オラクル(ORCL)というハイテク大手も海外に現金を貯め込んでおり、これら五社だけで5600億ドル程度の現金を保有しています。

従って、財務的にもハイテク株が総崩れになるって言うのも考えにくいです。

最後に、ハイテク株の予想収益成長率が11.6%と全セクターで最高の成長率が予想されており、これはS&P500指数の5.4%を大幅に上回っていることも強気相場が持続すると言われている根拠です。

とはいえ、トランプ政権による大規模な税制改革が進めば、税率が低くなったと同時に、これまでの値上がり分の利益を確定しておこうという動きが進み、ハイテク株は売られやすくなります。

つまり、現在のハイテクア株セクターはバリュエーションも財務も成長性も良好ですが、実際、これから順張りで投資してもあまり上昇が期待できないなど、投資妙味に欠けると思いますよ。

グッドラック。

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