これからバフェット流バリュー株投資をはじめたい人は次のようなステップを踏みながらポートフォリオをつくることをお勧めします。

STEP1:銘柄数の決定
STEP2:景気循環別、銘柄数の決定
STEP3:個別銘柄の決定

本エントリーでは、「STEP1:銘柄数の決定」について説明します。

まずはじめに、あらかじめ保有したい銘柄数を決定します。投資家のなかにはバフェット流と称して一銘柄にだけ集中投資する自信過剰バイアスに支配されたア〇がいますが、それは投資とは言いません。「分散投資」とは投資における基本中の基本なのでそれを怠るといつか痛い目に合うだけです。

もっと言えば、一銘柄に集中投資して儲かったと自慢する人がいますが、それはすごくも何ともないです。一銘柄に投資すれば、当然リスクとリターンが最大化されるので、儲かって当たり前だし、損しても当たり前なのです。資産運用とは、そうした丁か半かの博打ではなく、自分が汗水垂らして必死に稼いだお金を運用するわけですから、一銘柄に集中投資するようなギャンブルをやっていてはいけないのです。

では、何銘柄に分散投資するべきか?明確な答えはありませんが、一般的にポートフォリオの80%を8~16銘柄に投資すべきだと言われています。それ以下だと一銘柄当たりのリスクが大きく、それ以上だと一銘柄当たりのリスク低減効果が期待できなくなります。20銘柄を超えると、リスク低減効果はほとんどなくなり、ポートフォリオを管理する手間や売買手数料がかさむなどのデメリットの方が大きくなります。その場合はS&P500ETFなどのインデックスファンドを併用しながら運用すると良いと思います。

しかし、ほとんどの場合で30~50銘柄に投資する人というのは、ブルーハーツの『夢』のように、あれも欲しいこれも欲しいという状態に陥っている場合が多いです。個人投資家の目が行き届く範囲はせいぜい20銘柄もありませんから、余程の投資家でない限り、それ以上保有することはデメリットの方が大きいと覚悟するべきです。また、51銘柄以上はヒトは管理できない水準です。余談ですが、ヒトが集団のなかの一人ひとりの名前と個性を把握できるのは50人が限界と言われています。そのため、「AKB48」は「58」ではなく「48」なのです。

ぼくが推奨する保有銘柄数は8~16銘柄です。また、これらの数を一気に買い集める必要はありません。一年かけて集めてもいいし、特定の景気局面の影響を受けないように、三~五年かけてゆっくり買い集めても良いと思います。バフェットの言葉を借りれば、投資に見逃し三振はありませんから、慌てる必要はないのです。

スポンサードリンク