バフェット太郎(@buffett_taro)です。

グロース株投資家のための五箇条

1.バリュエーションは無視しろ
2.グロース株に株主還元を求めるな
3.低PERグロース株には安易に飛びつくな
4.ひとつのセクターに集中投資するな
5.利食い・損切りのルールを予め設定し、それに従え

バリュー株投資とグロース株投資でどちらが優れているとかそんなのないんですけど、個人投資家の中にはコカ・コーラ(KO)やプロクター&ギャンブル(PG)などのバリュー株に、過度な値上がり益を求めて、「コカ・コーラもプロクター&ギャンブルも全然値上がりしないからクソ株だ」と決めつける人がいます。

そもそもコカ・コーラ株やプロクター&ギャンブル株は、業績がガンガン上がるようなタイプの銘柄ではないので値上がり益はそれほど見込めません。一方で安定したキャッシュフローが期待できるので、配当や自社株買いなどの株主還元策は期待できます。

一方で、FAAMG株をはじめとしたグロース株は、業績がガンガン上がるタイプの銘柄であるため値上がり益が見込めます。一方で利益を事業に再投資しなければなりませんから、配当や自社株買いなどの株主還元策はあまり期待できません。

このような違いがあるので、投資家がコカ・コーラ株に過度な値上がり益を求めるのは間違っていますし、アマゾン株に積極的な株主還元を求めるのは間違いです。

また、グロース株投資はバリュー株投資で利用されるPER(株価収益率)やPBR(株価純資産倍率)などのバリュエーションの尺度となる指標は無視します。これはグロース株投資の本質が企業の成長に賭けることに他ならず、成長が期待できる銘柄とは自ずとPERなどのバリュエーション指標が割高になるからです。

そのため、グロース株を低PER株だからという理由で買うのは間違っています。これは多くの個人投資家が間違っていることなので気を付けなければならないことなのですが、グロース株が低PERだということは、多くの投資家はそのグロース株に対して成長が期待できないと考えていることに他なりません。

例えば、最近の例で言えば、米スポーツシューズショップ大手のフット・ロッカー(FL)を低PER株という理由で買い向かったクソダサいグロース株投資家たちがいましたが、その後フット・ロッカー株は彼らの買い値からさらに暴落して、結局損切りをする羽目になったのです。

さらにその前は米バイオ大手ギリアド・サイエンシズ(GILD)などのバイオ株を低PER株という理由で買っていたクソダサいグロース株投資家もやはり買い値からさらに株価が暴落して、市場平均を大幅にアンダーパフォームする羽目になりました。

とはいえ、必ずしも低PERグロース株投資が失敗するわけではありません。例えばそれがアップル(AAPL)です。アップルの16年9月期EPS(一株当たりの利益)は前年同期比約10%の減益だったことから、アップルの成長はピークアウトしたと考えられ、PERが10倍台まで低迷しました。しかし、その後iPhoneやMacで高単価戦略にシフトすると業績が改善。再び増収増益路線に復活しました。また、FAAMG株などをはじめとしたハイテク株ブームも株価の追い風になりました。

このようなことがあるので、一概に低PERグロース株投資が失敗するとは言えませんが、一般的に勢いを失った低PERグロース株投資は失敗しやすいので注意しなければなりません。

また、セクター全体に勢いがある場合、グロース株投資家は度々そのセクターばかりに投資しがちです。例えば今ならハイテクセクターだし、その前はバイオセクターです。しかし、一つのセクターの中でいくつもの銘柄に投資していても、それを分散投資とは言わないので気を付けてください。

最後に、勢いを失ったグロース株はもうグロース株とは言えないので、利食いと損切りは予め決めたルールに従った売買をしなければなりません。魅力がなくなったグロース株とダラダラ付き合っても時間の無駄です。

グッドラック。

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