バフェット太郎(@buffett_taro)です。

米国株投資家の中にはFAAMG株に集中投資しておけば良かったと後悔している人も少なくないはず。あるいは、今ならFAAMG株なんかよりビットコインに集中投資すればよかったと嘆いている人の方が多そう。(ちなみに、二年前にビットコインに投資して買い持ちしていたら40倍超になってました。)

まぁ、たらればは投資に限らず誰しも考えたことがあると思います。しかし、安易に集中投資をすれば痛い目に遭うかもしれません。

例えば、過去数年間を振り返って見ても、高配当が狙えるとしてエネルギー株が人気化したり、長期的な成長が見込めるとしてバイオ株がブームになりました。さらに、バリュエーションが割安だとして小売株に投資妙味を見出したバリュー投資家が買い向かったり、バフェット銘柄のIBM株に集中投資していた人もいました。

しかし、その後原油価格の暴落でエネルギー株は軒並み暴落。コノコフィリップス(COP)やキンダー・モルガン(KMI)はそれぞれ直近の高値から-61.92%安、-70.68%安と大暴落し、配当も減配したことで配当を期待して投資していた投資家たちは慌てて売りに走りました。

また、大統領選挙の年、薬価引き下げ問題を受けてバイオ株ブームが終焉。これでギリアド・サイエンシズ(GILD)は高値から一時-46.25%安と暴落し、ベイビー・バフェットと称されるウィリアム・アックマン氏が集中投資していたカナダの製薬会社バリアント・ファーマシューティカルズ(VRX)に至っては高値から-96.83%安と紙屑同然まで大暴落しました。

さらに、バリュエーションが割安として自称バリュー株投資家たちが投資していた百貨店大手のメーシーズ(M)やスポーツシューズショップ大手のフット・ロッカー(FL)はアマゾン・ドットコムの躍進を受けて、高値からそれぞれ-74.61%安、-63.08%安と大暴落しました。

加えて、IBM株をバフェットが投資しているという理由で集中投資していた投資家は13年の高値から-43.68%安と暴落する中で狼狽売りに迫られ、ゼネラル・エレクトリックに集中投資していた投資家も高値から-46.32%安と暴落したことを受けて、自分の証券会社の口座を見ることすらできなくなりました。

このように、特定の銘柄やセクターに集中投資することはマーケットから大きなしっぺ返しを受ける可能性があるため、集中投資をして報われる可能性は低いです。

それでもFAAMG株などが上昇していると、経験の浅い未熟な投資家たちは「あの時アマゾンに投資していれば良かった…」と嘆くのです。

まぁ、妄想するのはタダだし損をすることはありませんが、仮に集中投資に挑戦して成功してもそれはまぐれで偶然にすぎません。仮に二~三回成功しても、四回目の挑戦で大きく失敗したらそれだけで振り出しに戻ることになってしまいます。また、年齢を重ねていたら挽回の余地も限られてしまいますし、二度目の失敗も許されなくなります。

従って、そういうギャンブルみたいな投資をするのではなく、幅広いセクターに分散投資しつつ、保守的な銘柄を選好することで堅実に運用した方が、長期的に見れば安定したパフォーマンスが期待できるはずですよ。

グッドラック。

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