バフェット太郎(@buffett_taro)です。

みなさんの周りに株式投資をしている人がほとんどいないのは、これまで日本がデフレ経済だったからです。

デフレ経済とは、モノやサービスの値段がどんどん下がる一方で、円の価値がどんどん上がることを意味しますから、デフレ経済が15年以上続いた日本において、「円」が最良の投資対象でした。従って、株式投資なんてする必要がなかったのです。

しかし、日銀が「異次元の金融緩和」を推し進める中で、いつまでもデフレ経済が続く保証はありません。すると、いつまでも「円」が最良の投資対象になるなんてことはなくて、むしろインフレ経済が進む中で円の価値が暴落するなんてことにもなりかねないわけです。

【米国の株式、債券、不動産、金、ドルの実質トータルリターン:1802-2012】
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(出所:『Stocks for the Long Run 5/E』)

チャートは1802年から2012年の過去210年間に及ぶ、米国の株式、債券、不動産、金、ドルの実質トータルリターン(インフレ調整済み)を表しています。

チャートを眺めると、株式は右肩上がりで上昇しているのに対して、1940年代以降、債券と不動産が伸び悩み、ドルに至っては95%も暴落していることがわかります。

なぜ、40年代以降、債券と不動産が伸び悩み、ドルは大暴落したのかと言いますと、第二次世界大戦以降、米国でインフレが加速したためです。

実は、米国のインフレのほとんどは戦後によるもので、例えば1802年~1870年までの68年間の物価上昇率は年0.1%とほとんど横這い。1871年~1925年までの54年間の物価上昇率も0.6%に留まりました。

しかし、1946年~2006年までの60年間の物価上昇率は4.0%と、1802年~1870年時の40倍、1871年~1925年までの6.7倍もインフレ率が加速しました。

こうしたインフレ経済の中で債券や不動産への投資は必ずしも最適な投資対象とは言えませんし、米ドルに至っては最悪の投資対象になり得ます。

つまり、これから日本がインフレ経済になるのであれば、「円」なんか保有していてはいけないんです。

周りを見渡してもこれまで「円」が最良の投資対象だったことから「円」を保有して損をしたなんて人いませんし、むしろ誰もが依然として「円」を称賛し、最良の投資対象であると考えているため、「円」に対して危機感を持っている人なんてほとんどいません。

こうした中であなただけが円を手放し、株式投資をするということは大変勇気のいることかもしれませんが、歴史を振り返れば、何をすることが最も賢明であるかは簡単にわかると思います。

グッドラック。

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