バフェット太郎(@buffett_taro)です。

配当を再投資するかしないかで、将来の資産に大きな差が生まれるので、配当を甘く見ちゃいけない。

ジェレミー・シーゲル著「株式投資の未来:日経BP」によれば、1871年に株式に1000ドル投資して2003年末まで配当を再投資した場合のリターンと、同期間に再投資せず、配当を現金のまま貯め込んだ場合のリターンとでは、最終的な資産額の差に24倍もの差が生まれたとのこと。

【キャピタルゲインと配当再投資】
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(出所:ジェレミー・シーゲル著「株式投資の未来」)

グラフを眺めると、1871年から2003年末までの122年間、株式に1000ドル投資して配当を再投資した場合、最終的に約800万ドルと8000倍にもなったのに対して、配当を再投資しなかった場合は、当初の1000ドルは約24万ドル、この間に得た配当約9万ドルを加えても33万ドルと、330倍にとどまりました。

配当を再投資した場合の平均年率はインフレ調整ベースで7%、再投資しなかった場合は4.5%と、一見すると2.5ポイントの差しかないように思えますが、時間の経過とともに資産額に差が開き、最終的に24倍もの差が生まれました。

このように、長期投資において配当再投資の重要性はかなり大きいんじゃないかなってことがわかったと思います。しかし、多くの個人投資家は配当を再投資したりしません。これはなぜかというと、そのお金を消費に回してしまったり、あるいは暴落局面で買い向かう時のために貯め込んだりするからです。

とはいえ、暴落がいつ来るかは誰にもわかりませんし、株価が上昇し続けた結果、二度と今の値段では買えなくなるかもしれないことを考えれば、配当を貯め込むことは機会損失の原因になりかねません。事実、2016年に1万6000ドルだったダウ平均は、わずか二年で2万5000ドル近くまで上昇したので、再投資を怠った個人投資家は実損こそしていないものの、機会損失をしたことになります。

ちなみに、バフェット太郎は月末になると必ず配当を再投資しているので、そうした機会損失をすることはありません。

【税引き後の累積収益額】
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このグラフはバフェット太郎の2016年1月~17年11月末までの約二年間の累積収益額(税引き後)を表していて、時間の経過とともに右肩上がりで上昇していることがわかると思います。

これは、これまでの配当を全て再投資に回したことで、買い増した分の株からキャピタルゲインとインカムゲインの両方の恩恵を受けることができたためです。

また、こうした配当再投資戦略は本来弱気相場で本領を発揮します。バフェット太郎が保有している銘柄はどれも連続増配銘柄ばかりで、00年のドットコムバブル崩壊や08年の金融危機でも増配をしたような企業ばかりです。そのため、弱気相場において、株価が下落して割安になり、さらに高配当利回りになった株を配当で買い増すことができるので、買い増した株が次の強気相場の加速装置となり得るのです。

★★★

しかし、投資家の中には早々にセミリタイアしてしまったせいで、配当金のみで生活を強いられている残念な個人投資家もいます。彼らは株式資産として1億円を超える資産があるにも関わらず、それを取り崩してしまえば翌年からの配当金が減額されてしまうので、使うに使えないのです。

また、配当金だけでは余裕のある暮らしができないので、少しの贅沢もなかなかできません。加えて、配当金のほとんどが生活費に充てられるため、配当再投資による資産の最大化もできないのです。

そう考えると、彼らがやっていることは自腹で生活保護レベルの生活を体験していることとあまり変わりません。本来、セミリタイアしたのであれば、その自由な時間を使って自分の好きなことに時間を費やして充実した人生を送れるはずなのですが、もともと好きなことがなく、ただ働きたくないという理由だけでリタイアしてしまった社会不適合者によるセミリタイアは人生をより一層暗いものにしてしまうのかもしれませんね。

グッドラック。

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