バフェット太郎( @buffett_taro )です。

二年前の2015年末当時、個人投資家らから人気を集めていたセクターはギリアド・サイエンシズ(GILD)などのバイオセクターだけでなく、ウォルト・ディズニー(DIS)やナイキ(NKE)、スターバックス(SBUX)、アンダーアーマー(UAA)、チポトレ・メキシカン・グリル(CMG)などの一般消費財・サービスセクターも人気を集めていました。

なぜ、これらの銘柄が人気化していたのか。その答えは簡単で、直近の株価と業績の伸びが顕著だったからに他なりません。

2011年から2015年末までの五年間、S&P500種指数が+58.92%上昇したのに対して、ウォルト・ディズニー+146.51%高、ナイキ+200.73%高、スターバックス+285.47%高、アンダーアーマー+470.87%高、チポトレ・メキシカン・グリル+106.91%高と、市場平均を大幅に上回っていたのです。

【S&P500:DIS:NKE:SBUX:CMG:UAA:2011-2015末】
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こうした中、市場平均を上回るかどうかは、ポートフォリオにウォルト・ディズニーやナイキ、スターバックスなどの一般消費財・サービスセクターが組み入れられているかどうかで決まりました。仮にアンダーアーマーが組み入れられていたら、それだけで市場平均を大幅に上回ることができたのです。

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しかし、2016年以降の二年間はというと、S&P500種指数が+39.61%上昇したのに対して、ウォルト・ディズニーは+9.14%高、ナイキ7.81%高、スターバックス+1.31%高、アンダーアーマー-58.39%安、チポトレメキシカン・グリル-28.59%安とどの銘柄も大幅に市場平均を下回ってしまってしまったのです。

これは、そもそも一般消費財・サービス株は08年の金融危機で株がボコボコに売られていたという背景があり、09年以降の景気回復を追い風に業績と株価が大きく上昇していたのですが、15年末になるとFRBは政策金利を引き上げ、投資家たちの注目は次第にハイテクセクターや金融セクターに移り、一般消費財・サービスセクターから投資資金が流出してしまったためです。また、ネット小売最大手のアマゾン・ドットコムの躍進を受けて、ナイキやアンダーアーマーの業績が苦戦しました。

クソダサい投資家ほど、わずか数年間の業績と株価の推移を眺めただけで、これが永遠に続くと勘違いしがちです。ちなみに、このような光景は現在の株式市場でも見られていて、例えば、値上がり益が見込めないディフェンシブ銘柄を売って、値上がり益の見込めるハイテクセクターばかりに集中投資する人も見られます。

確かにこの二年間、FAAMG株を筆頭に主要ハイテク銘柄は上昇してきましたが、永遠に続く強気相場などないですし、2018年は減税による利益確定の売りに押されやすいことを考えれば、賢明な投資判断とは言えません。

とはいえ、愚者は体験からでしか学べないので致命傷にならない程度に痛い目に遭う必要がありそうです。

グッドラック。

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