バフェット太郎です。

2017年、大規模な税制改革への期待感から米国株は大きく上昇しましたが、新興国株はそれ以上に上昇しました。

【米国株(VOO)VS新興国株(VWO):2017】
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過去一年間を振り返ると、それぞれのパフォーマンスはバンガードS&P500ETF(VOO)が+19.60高だったのに対して、バンガードFTSEエマージング・マーケッツETF(VWO)は+28.11%と新興国株が米国株を8.51ポイントも上回りました。

新興国株式市場が好調だった背景にはドル安が挙げられます。

【ドル指数:$USD】
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チャートを眺めると、ドル指数は高値の103.82から10%以上下落するなど、ドル安が進んだことがわかります。

そもそも、新興国市場はドル安になると現地通貨によるドル建て債務が目減りするため、債務返済が容易になります。すると、新興国企業はバランスシートが改善し、信用力を高め、さらに投資資金を呼び込むことができるようになります。

しかし、ドル高になると現地通貨によるドル建て債務の返済が重くなり、バランスシートが悪化、信用力が低下して資金調達が困難になってしまいます。

投資が呼び込め無くなれば成長見通しが悪化し、自国通貨が下落します。自国通貨が下落すれば物価が上昇し、家計が苦しくなるため、中央銀行は利上げを余儀なくされます。

中央銀行が政策金利を引き上げれば、投資マネーは金利の低いところから高いところに流れる傾向にあるため、自国通貨が買い支えられます。しかし、現地企業は利上げによる金利負担が重くなるため投資に消極的になり、景気がさらに冷え込む原因になりかねません。

そのため、ドル高が原因で新興国の株式市場が短期的に調整局面を迎えるかもしれないことが懸念されています。

ただし、米国景気が過熱すれば、投資家はより高い利回りを求めて新興国に投資するのは必然なので、バフェット太郎は新興国株はまだまだ強気相場が始まったばかりだと楽観的に見ています。

グッドラック。

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