バフェット太郎です。

今年最後の取引きとなったNYダウ株式市場は、前日比ー118.29ドル(ー0.48%)安の2万4719.22ドルと反落して取引きを終えました。

今年のNYダウ株式市場は、力強い経済成長や堅調な企業業績と労働市場、そして低金利を背景に大きく上昇し、実に71回も終値ベースで過去最高値を更新しました。そして今年一年間を振り返れば、ダウ平均は+25.1%高、S&P500種指数は+19.4%高、ナスダック総合は+28.2%高と、年間成績では2013年以来の好成績となりました。

米国株式市場は北朝鮮の核問題やトランプ政権を巡る政治的混乱などの向かい風に直面したものの、税制改革への期待感から大きく値を伸ばした一年となりました。これはつまり、国民は戦争や政治などのリスクよりも税金に日々苦しめられているからなんだと思います。

さて、今年は株式をただ買い持ちするだけで儲けられる楽ちんな相場だったわけですが、それでも大損してしまった残念なクソダサい投資家もいるわけです。彼らは一体何を間違えたのでしょうか。

代表的な例外として、ゼネラル・エレクトリック(GE)が挙げられます。ゼネラル・エレクトリックは業績悪化を背景に株価が暴落。これに集中投資していたクソダサい投資家ほど苦境に陥っていました。

【ゼネラル・エレクトリック:GE】
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ゼネラル・エレクトリックの株価は今年、45%も下落し、ダウ30種構成銘柄の中でダントツの値下がり率となってしまいました。ここまで下がると多くの投資家は損出しのためにゼネラル・エレクトリック株を放出せざるを得なくて、そういう意味でゼネラル・エレクトリック株の反発は今年は期待できませんでした。

しかし、来年は悪材料出尽くしにより株価も回復するんっじゃないかなって思います。なぜなら、そもそもゼネラル・エレクトリック社のビジネスそのものは優良で、今後は収益性の高い航空、ヘルスケア、電力の三大事業に経営資源を集中させる方針であることから、利益は上向くことが予想できるからです。

また、今年は通信セクターのパフォーマンスも冴えませんでした。

S&P500種指数の主要11セクターのうち、通信セクターはー5.1%と最もパフォーマンスが悪かったです。しかし、「ネットの中立性」規制の撤廃が通信株の追い風となり、ベライゾン・コミュニケーションズとAT&Tの株価は11月以降急回復しています。また、2018年9月以降、「通信セクター」が廃止され、「コミュニケーションサービスセクター」が新設されることで、通信株に新たな投資資金が流入する可能性があります。

この「コミュニケーションサービスセクター」にはベライゾンやAT&Tなどの通信株だけでなく、アルファベット(GOOGL)やフェイスブック(FB)などのハイテク銘柄、さらに、これまで一般消費財セクターに組入れられていたネットフリックス(NFLX)やチャーター・コミュニケーションズ(CHTR)、加えて、ゲーム会社大手のアクティビジョン・ブリザード(ATVI)やエレクトロニック・アーツ(EA)などのグロース株が組み入れられる予定で、ETFやインデックスファンドなどのパッシブ運用が主流となる昨今、新規の投資資金の流入が期待されます。

そのため、通信株のベライゾンやAT&Tもゼネラル・エレクトリックと同様に来年は回復するんじゃないかなと思います。

最後に、今年はボラティリティが異常に低かったことで、株を短期で売買するような投資家にとって、あまり良い年ではありませんでした。

株価が安い時に買って高い時に売るようなトレーディングは、ボラティリティが高ければ高いほど稼げるため、ボラティリティが低迷した今年は短期投資家にとって儲けのチャンスが少なかったことを意味します。こうしたことから、投資銀行のトレーディング部門もほとんど稼げていません。

とはいえ、ボラティリティがこれほどまでに低いのは異例であることから、来年はもう少し稼ぎやすくなると思います。

こうしたことから、今年一年を通して、最も幸運だった投資戦略はS&P500ETFなど幅広く分散されたETFやインデックスファンドを買って、それをただ買い持ちするという投資戦略でした。

バフェット太郎もその恩恵を少なからず享受することができたので幸運だったと思います。

それでは、投資家の皆様はお疲れ様でした。来年はどんな相場になるのか。北朝鮮を巡る地政学的リスクの高まりやトランプ政権を巡る政治的リスクの高まりを受けて株価が急落してしまうのか、あるいは、2017年同様、強気相場が続くのか。為替の行方は?原油価格は?

来年も株を握り締めて、ダイナミックな金融市場をみなさんと一緒に楽しめたらと思います。

グッドラック。

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