バフェット太郎です。

3日のNYダウ株式市場は前日比+98.67ドル(+0.40%)高の2万4922.68ドルと過去最高値を更新して取引を終えました。米国と世界の経済成長が拡大する中で、ハイテク株が牽引役となり、相場全体を押し上げました。

アルファベット(GOOGL)は+1.71%高、フェイスブック(FB)+1.79%高と上昇しました。また、IBM株はRBCキャピタルマーケッツが目標株価を160ドルから180ドルに引き上げたことを好感し、前日比+2.75%高の158.49ドルと大きく上昇しました。

一方で半導体大手のインテル(INTC)は-3.39%と急落しました。中央演算処理装置に基本的な設計ミスがあるとの報道が売りの材料となったためです。これを受けて、インテルと競合するエヌヴィディア(NVDA)は+6.58%高、アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)は+5.19%高、マイクロン(MU)は+3.00%高と急騰しました。

12月米ISM製造業景気指数は予想58.1に対して、結果59.7と予想を大きく上回りました。また、11月の米建設支出も好調な民間住宅を背景に、前月比で+0.8%増の1兆2570億ドルと、金額ベースで過去最高を記録しました。

さて、FRB(米連邦準備制度理事会)は昨年、年三回の利上げを実施しましたが、経済のファンダメンタルズ(基礎的条件)に底堅さが見られていることから、今年も年三回の利上げが実施されることが予想されています。こうした中、FRBが12月12、13日に開いたFOMC(連邦公開市場委員会)の議事録を公表しました。この議事録によれば、FRBが米労働市場や経済全般に対して、強い自身を深めていることがわかりました。

FOMCのメンバーの多くは、税制改革による所得減税が消費支出を押し上げるだけでなく、法人税減税が設備投資を押し上げ、今後数年間、米国の潜在成長率を伸ばす可能性があると見ています。

ただし、大規模減税が実施されても、利上げペースが加速することは見込んでおらず、短期国債と長期国債の利回り格差を線で結んだイールドカーブ(利回り曲線)のフラット化も、歴史的に見て異例な水準ではないとし、リセッション(景気後退)入りの兆候は見られないとしました。

【ドットコムバブル:2000年】
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このチャートは左側がイールドカーブ、右側がS&P500種指数を表しています。

2000年のドットコムバブルでは逆イールドカーブになり、その後リセッション入りし、株式市場は暴落しました。

【2003年】
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S&P500種指数が底値を付けた時、イールドカーブは右肩上がりになっています。

【サブプライムローン問題と金融危機:2007年】
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イールドカーブがフラット化していることが確認できます。この時、ダウ平均は過去最高の1万4000ドルに到達しましたが、直後に大暴落しました。

【2009年】
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ダウ平均は7000ドルを割り込む水準まで売られましたが、この時のイールドカーブはやはり右肩上がりで、「買い」のシグナルを出していました。

【2018年】
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さて、2018年現在のイールドカーブですが、フラット化が見られつつあります。09年以降、株式市場は9年間一貫して上昇してきていますから、FRBの利上げによって短期金利がさらに上昇する一方、長期金利が上昇しなければ、いずれ逆イールドカーブとなってリセッション入りし、株式市場が暴落することが予想されます。

とはいえ、リセッションの足音はヒタヒタと近づいており、いつまでも株高の恩恵を受けられるわけじゃないことを覚悟しておいた方が良さそうです。

グッドラック。

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