バフェット太郎です。

投資銀行大手のゴールドマン・サックス(GS)が第4四半期決算を発表しました。

EPSは予想4.92ドルに対して、結果5.68ドルと予想を上回りました。

売上高は予想76億1000万ドルに対して、結果78億3000万ドルと予想を上回りました。

税制改革の成立に伴う費用が44億ドルだったことから、第4四半期の利益を全て吹き飛ばしただけでなく、17年通期の業績にも重しとなりました。

この費用を除いた純利益は、予想20億4000万ドルに対して、結果22億6000万ドルと予想を上回りました。

トレーディング収入は前年同期比34%減の23億7000万ドルでした。これは市場のボラティリティが低迷したためで、競合他社も同様にトレーディング収益が落ち込みました。ただし、シティ・グループ(C)の19%減、バンク・オブ・アメリカ(BAC)の9%減と比べると、ゴールドマン・サックスの落ち込み方は他社よりも激しかったです。

主要業務の債券・コモディティ・為替などのトレーディング収入は前年同期比50%減と大きく落ち込みました。石油・ガス取引で多額の損失を計上したようです。

投資銀行業務の収入は前年同期比+44%増でした。

資産運用業務の収入は前年同期比+4%増でした。これは強気相場が続く中で投資資金が順調に流入したためです。

【ゴールドマン・サックス:GS】
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決算発表を嫌気して株価は3%ほど下げています。

とはいえ、2018年は年三回、19年と20年はそれぞれ年二回の利上げが予想されているため、今後ゴールドマン・サックスをはじめとした金融株には追い風が吹くことが予想されるので、ホルダーは買い持ちが正解です。

グッドラック。

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