バフェット太郎です。

18日のNYダウ株式市場は前日比ー97.84ドル(ー0.37%)安の2万6017.81ドルと反落して取引を終えました。米小売最大手のウォルマート(WMT)の上昇がダウ平均を下支えする一方、コングロマリット大手のゼネラル・エレクトリック(GE)の下げがGE市場全体を足を引っ張りました。

ゼネラル・エレクトリックのジョン・フラナリー新CEOは先日、「航空」「ヘルスケア」「電力」の三大主要部門の一つに想定以上の問題が潜んでいるとして、解体も選択肢にあると発表しました。しかし、解体するにしても、複雑に絡み合った年金や負債を解明する必要があり、スムーズに進むかどうかはわかりません。

また、そもそもゼネラル・エレクトリックはこれまでシナジー効果が期待できるとして買収・合併を繰り返してきましたが、これを解体してしまえば余計なコスト負担が重しになるなど、ディスシナジーとなってしまう懸念もあります。

加えて、同社はキャッシュフローを改善するために、将来の利益成長を犠牲にする一方、設備投資予算を大きく削減したり、配当を減配するなどしてきましたが、ここからさらに石油会社ベーカー・ヒューズの株式売却や、航空機リース事業の一部譲渡も可能性として指摘されています。

もっと言えば、投資家からの「信頼」を犠牲にする一方、配当を「無配」にすることでさらにキャッシュフローを改善することもできます。とはいえ、あらゆる全てのカードを切ってしまえば、問題が解決した後に残っているのは、成長見通しがない、魅力的な事業もない、投資家からの信頼もないゴミ株です。

そのため、投資家は将来の見通しを慎重に見極める必要があるので、何度も何度も言いますが、くれぐれも欲をかいた底値買いなんてしないでください。

【ゼネラル・エレクトリック:GE】
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株価は16年高値の31.44ドルから約半値となる16.77ドルと大暴落しており、過去5年間の間に同社の株を買った投資家たちは全滅しています。

ここからさらに下がるのか、あるいは横這いが続くのか、反発するのか、それは誰にもわかりませんが、こういう株を買う場合、業績が改善し、チャートが上向いてからにしてください。

もちろん底値でなんか買えませんが、昨年11月の19.50ドルを底値と勘違いして20ドル前後で買い始めたクソダサい投資家たちは、ダウ平均が過去最高値を更新する中ですでに15%以上も損失を出していることになるので、株価が10~30%上がってから買うのを恥ずかしいとか、底値で買えるチャンスをみすみす見逃すなんて勿体ないなんて考えないでください。

さて、ゼネラル・エレクトリックが沈む中で、クソ株の代名詞だったウォルマート(WMT)が大きく上昇しています。

【ウォルマート:WMT】
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投資銀行大手のゴールドマン・サックス(GS)がウォルマートの投資判断を「強い買い推奨」にしたことに加えて、目標株価を115ドルから117ドルに引き上げたことが好感され、上場来高値を更新しました。

2017年後半に個人消費が低迷から完全に脱したとの見通しから小売株全般が買われています。また、特に低・中所得者層に対して競争力の高いウォルマートは、今後所得増を追い風に業績成長が期待できるだけでなく、法人減税の恩恵を受けることで配当の増額も見込めます。

グッドラック。

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