バフェット太郎です。

8日のNYダウ株式市場は前日比167.65ドル安(-1.02%)の1万6346ドルで取引を終えました。年明け一週間でダウはおよそ6.2%、S&P500はおよそ6.0%の下げを記録しました。これは年明け最初の五営業日としては過去最大の落ち込みとなりました。

さて、原油安や中国の景気見通し悪化を受けて、株価が年始から6.2%下げたことや、ジョージ・ソロスが2008年以来の危機が来ると市場参加者たちに警告しているなど、悲観的なニュースが増えてきています。こうしたことを受けて一部の投資家が持ち株を売却しています。投資家にはそれぞれ戦略がありますから売却自体は悪いことではありません。しかし、もしバフェット流バリュー株投資をしたいなら、こうした悲観的な局面では持ち株を手放さず、むしろ買い向かった方が賢明です。

なぜなら、株価が急落しているときこそ、平均取得価格を下げるチャンスができるからです。さらに持ち株を増やすことで、次の上昇相場に備えることができます。また、さらなる下落が待っているかもしれないので、一度にまとめて買わず、期間をあけてコツコツと買い増すことで、平均取得価格をさらに下げることもできます。

最悪な行為は、こうした急落局面でジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)のような超優良株を売却してしまうことです。運が良ければ、売却したことで含み損を回避できたと喜ぶこともできますが、ほとんどの場合で買いなおすことができず、次の上昇相場を指をくわえて眺めるのがオチです。また、そもそも論ですが、JNJのような典型的なディフェンシブ銘柄というのは値動きがマイルドなので、株を買ったり売ったりする投資戦略とは相性が悪いです。もし、こうした相場の波に乗って株を短期的に売買して資産を増やしたいなら、もっとボラティリティの高いグロース株やモメンタム株に投資するべきでしょう。

バフェット流バリュー株投資において、市場参加者が将来の見通しに悲観的になり、株価が急落するような局面では、むしろ持ち株を増やすチャンスだと考え、強気の姿勢を崩さないようにしてください。気をつけることは、一度に大量に買いたい気持ちを抑えて、期間をあけてコツコツ買い増すことです。現金比率は5~10%で十分ですが、フルインベストメントはお勧めしません。相場は予想外の連続なので、常に気持ちに余裕を持たせるためにも5~10%を維持しながら、買い増していくと良いと思います。

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