バフェット太郎です。

ダウ平均が過去最高値を更新し、投資家たちが株高に浮かれる中で、米航空株が暴落しました。わずか数日の間に、アメリカン航空(AAL)はー12%安、デルタ航空(DAL)ー10%安、ユナイテッド・コンチネンタル(UAL)ー16%安と軒並み売り叩かれました。

【アメリカン航空:AAL】
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【デルタ航空:DAL】
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【ユナイテッド・コンチネンタル:UAL】
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暴落の引き金を引いたのはユナイテッド・コンチネンタルで、同社のスコット・カービー社長が決算発表で、LCC(格安航空)と価格競争をすると宣言したことがきっかけでした。

そもそも米航空業界は価格競争に陥った末、経営破綻が相次ぎ、業界再編が進んだ過去があります。その後、大手三社に集約されて収益力も改善したことから、長年航空株を避けていた著名投資家ウォーレン・バフェットが2017年頃から触手を伸ばしていました。

カービー社長によれば、顧客の半分は価格志向が強いことから、顧客の流出を防ぐために価格をLCCより安くすることで顧客を囲い込もうというわけです。しかし、ユナイテッド・コンチネンタルが航空チケットの価格を引き下げれば、各社も追随して引き下げることが予想され、それは最終的に各社の収益性が低下することに繋がります。

しかし、航空チケットの値下げは利用者にとって、そして米国経済にとっても朗報です。利用者の旅行意欲が増すだけでなく、航空チケットが安くなった分、より自由に使えるお金が増えて消費拡大に繋がるからです。

米国景気は航空業界の利益を犠牲にして、さらに加速するかもしれません。そして、バフェットは航空株に投資したことを再び後悔してしまうのかもしれません。(バフェットは1989年にUSエアウェイズの投資に失敗して「一時的に発狂して買ってしまった」と後悔していました。)

グッドラック。

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