バフェット太郎です。

投資の世界には、どんな景気局面においても最高のパフォーマンスを上げてくれる「魔法の投資法」は存在しません。そのため、どんなに素晴らしい銘柄に投資したところで、他人のパフォーマンスに負けてしまうことは起こり得るわけで、それを悲観的に思う必要はないです。

例えば、過去五年間を振り返ると、米国株は新興国株のパフォーマンスを大幅に上回りました。

【S&P500種指数と新興国株ETF:2013ー2018】
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S&P500種指数:+89.26%
新興国株ETF   :+18.08%
(※新興国株ETF=iシェアーズ・コアMSCIエマージング・マーケットETF)

08年の金融危機以降、FRBはゼロ金利政策に舵を切り、15年12月まで政策金利は0.00~0.25%に据え置かれていました。こうした中で、世界の投資家たちは新興国から投資資金を引き揚げ、米国に投資資金を還流させていたため、新興国株のパフォーマンスは悪かったです。

そのため、投資家たちの間では、リスクが高いくせにリターンが見込めない新興国株を見限る動きが見られました。

しかし、労働市場と企業業績の回復を受けて、FRBがゼロ金利政策を解除し、15年に一回、16年にもう一回、17年には三回と、利上げのピッチを次第に加速させると、世界の投資家たちは再びリターンを求めて新興国に投資資金を流し始め、新興国株が再び勢いを取り戻しつつあります。

S&P500種指数と新興国株ETF:2017ー2018
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S&P500種指数:+25.95%
新興国株ETF   :+38.91%

過去一年を振り返ると、新興国株ETFがS&P500種指数を大幅に上回っていることが確認できます。これは一過性の現象ではありません。

世界の投資家たちはいま、金融緩和でジャブジャブに溢れた投資資金をどこへ流そうかと思案している中で、すでに割高感のある米国株ではなく、新興国株に投資資金を流し始めているのです。この流れは米国景気が失速し、再び利下げに転じるまで続くため、ダウ平均が3万ドルを目指す中で、新興国株は米国株を上回る上昇率を記録し、新興国株投資家は高いリターンが期待できると思います。

ただし、新興国株はボラティリティが大きいため誰もが腰を据えてホールドし続けられるわけではありません。

とはいえ、金融市場のスラム街にいる仮想通貨クラスタたちが、日々、売れないとか盗まれたとか騒いでいるのを見ていると、新興国株に投資した方がよっぽど安全な気がしてならないのはバフェット太郎だけじゃないと思う。

グッドラック。

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