バフェット太郎です。

「米国株に割安感は見られない」とか「米国株は割高だ」と言われてもう数年が経つ。バフェット太郎が米国株ブログを始めて以降、米国株ブログがやたらに増えたこともあり、「米国株の暴落が近いわww」と外野からずっと茶化され続けてきました。しかし、この二年間、暴落と言える暴落はほとんどなかったし、調整局面らしい調整局面もほとんどなかった。

【ダウ平均:週足】
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バフェット太郎がブログを始めたのは2016年1月で、ダウ平均はまだ1万6000ドル程度の時でした。当時、ダウ平均は2015年につけた1万8000ドルをピークに10%くらい下げていたことに加えて、バフェット指数が暴落ラインを超えていたため、多くの投資家たちは将来の見通しに悲観的になっていました。

【バフェット指数:1971-2018】
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(出所:日経平均株価AI予想

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そもそもバフェット指数とは、米国の名目GDPと米国の上場企業の時価総額の総和を比べたもので、時価総額の総和が名目GDPを上回ると割高のサインとされています。

このバフェット指数が100を超えて暴落のサインが点滅したのは2013年で、この頃からダウ平均は過去最高値を更新するようになり、米国株は割高だと言われ続けてきました。

そして、2015年の125をピークに下落し始めると、いよいよ弱気相場入りかとの警戒感が強まりました。この年の12月にFRBがゼロ金利政策を解除して9年ぶりの利上げに踏み切ったことも、投資家心理を悪化させました。

まさに、誰もが弱気相場が始まると考えていた時にバフェット太郎がブログを始めて米国株ブログも増え始めたので、「米国株の暴落が近いわww」と茶化していた人たちは、まぁコンセンサス通りの意見だったし、彼らの気持ちもわからなくもなかったです。

しかし、結果は彼らの予想を裏切り大暴騰。バフェット指数は150と過去最高値を更新し、「米国株の暴落が近いわww」とバカにして投資をしなかった人たちは、笑えない結果となってしまったわけです。

さて、現在のコンセンサスは「景気拡大と株高はまだ続く」です。これはドル安が進む中で原油価格が上昇し、将来のインフレ期待が高まっているからです。インフレとは、通貨の価値が下がり、モノの値段が上がることを意味するので現金で保有しておくことがリスクになるわけです。

従って、投資を見送ったクソダサい投資家たちはますます損をすることになります。とはいえ、短期的な調整局面はいつ来てもおかしくないので、それを待ってから投資するのもいいかもしれませんね。

もちろん、調整局面が訪れないまま、さらに株高が進んでしまえば、「機会損失」という同じ過ちを再び繰り返すことになってしまうわけですが。

グッドラック。

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