バフェット太郎です。

本来、投資家というのは株高を拍手して歓迎するものですが、今は全然そんな雰囲気じゃなくて、むしろみんなが株高に怯えているような不思議な状況にあります。

【ダウ平均:$INDU】
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今年に入ってダウ平均は2万5000ドルの大台を突破し、それから数日後には2万6000ドルの大台も突破するなど、米国株式市場で過熱感が見られています。常識的に考えれば、こうした株高局面は投資家たちにとって朗報だし、普通は浮足立って喜ぶものです。しかし、投資家の不安心理を表すVIX(恐怖)指数を眺めると、今年に入ってから一貫して上昇しており、投資家が株高の中でますます不安になっているという奇妙な現象が起きていることがわかります。

【恐怖指数:VIX】
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VIX指数を眺めると、上値と下値が同時に切り上がっており、上昇のトレンドチャネルを形成していることがわかります。VIX指数は上がれば上がるほど投資家たちが将来の先行き見通しに悲観的になっていることを表すため、リセッション(景気後退)時に上昇しやすいです。

では、なぜ歓迎すべき株高の中で、恐怖指数が上昇しているのでしょうか。その大きな要因としてショート筋の買い戻しがあります。

ダウ平均はずっと「割高だ」なんて言われ続けたので、当然「暴落」に賭ける投機家もいるわけでありまして、彼らが株高の中で「損切り」の買い戻しをしているというわけです。従って、不安心理が高まるなかで割高な株がさらに買われるという不思議な事態が起きているというわけです。

さて、株高も行き過ぎればそれを調整するように下落するものです。従って、ショート筋による空売りが一巡すれば、ダウ平均は一時的に売られる公算は大きいです。そのため、投資家の中には買い増しを控えて、調整後に株を買い増そうと考えている人も少なくありません。

とはいえ、投資の世界ではタイミングを見計らって投資をしても、長期的に見ればあまり良い結果をもたらさないことがわかっているので、うまく調整局面が訪れてタイミング良く買い増しすることができたとしても、あるいはできなくても、将来のリターンに大きな影響を及ぼさないと思われます。

そのため、投資家たちは割高な株式市場の中でも、予め定めた運用方針に従って規律正しく運用した方が、機会損失をすることもなく賢明な投資ができるはずです。

グッドラック。

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