バフェット太郎です。

30日のNYダウ株式市場は前日比ー362.59ドル(ー1.37%)安の2万6076.89ドルと急落して取引を終えました。下落した主な要因は米10年債利回りが上昇したことで利益確定の「売り」が広がったためです。

【米10年債利回り:日足】
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これまで伸び悩んでいた米10年債利回りでしたが、18年以降一貫して上昇が続いています。金利が高騰すれば企業の債務負担が大きくなることから業績向上の足枷になりやすいです。とはいえ、金利が上昇するということは米国経済が好調であることに他ならないため、中・長期的にはプラス材料になります。

また、この日は米ネット通販最大手のアマゾン・ドットコム(AMZN)と著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる投資会社バークシャー・ハザウェイ(BRK.B)、米金融大手JPモルガン・チェース(JPM)の三社が、計数十万人にも及ぶ米国の自社従業員の医療費を圧縮するために、非営利会社を立ち上げる計画を発表したことも、相場を押し下げる要因となりました。

かねてから米国の医療費は物価上昇率を上回るペースで拡大しており、医療廃棄物や手続きの複雑さ、過剰な価格設定、それに伴う不正や乱用などが原因で、米国内の医療費の40%を占めるまでに達し社会問題となっていました。

こうした中で、バフェット氏は「食欲旺盛な寄生虫が米国経済をむしばんでいる」と表現し、アマゾンとJPモルガンとともに医療費削減に取り組むと宣言したわけです。

これを受けてヘルスケア株が軒並み暴落し、ドラッグストア大手のウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(WBA)はー5.16%安、同業最大手のCVSヘルス(CVS)もー4.11%安と売られました。

とはいえ、三社の規模は大きいものの、医療制度の抜本的な改革を早期に実現できるほどの能力は持ち合わせていない公算が大きいため、ヘルスケア株への「売り」もすぐに反転する可能性が高いです。

【VIX指数:恐怖指数】
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ダウ平均が久しぶりに急落したことで、投資家の不安心理を表すVIX指数は14.79ポイントと急騰しました。

これまで買われ過ぎていた米国株も、これからは短期的な調整局面に入っていくかもしれません。しかし、長期的に見れば「買い」のチャンスです。

グッドラック。

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