バフェット太郎です。

6日のNYダウ株式市場は前日比+567.02ドル(+2.33%)高の2万4912.77ドルと、2年5カ月ぶりの上げ幅を記録し、大きく反発しました。

この日、ダウ平均はー500ドル安と大きく値を下げて始まりましたが、その後値動きの荒い展開になり、結局は取引終了直前に再び急上昇して、その振れ幅は1200ドルに迫るなど乱高下の一日でした。

これまで連日のように史上最高値を更新していた米国株式市場ですが、投資家の多くはボラティリティの低い相場が続いていたことから、近い将来調整局面が訪れるだろうと予想していました。

今回のような調整局面こそ「買いに入るべき時」なのかもしれませんが、誰も落ちてくるナイフでケガはしたくないし、今年一年間はズルズルと利益確定の売りに押されやすいと予想する人たちも少なくないため、投資家らはかなり慎重になって静観していました。

米著名投資家のカール・アイカーン氏はCNBCのインタビューで、米国株の急落について、地震の地鳴りのようなものだとした上で、米国企業の堅調なファンダメンタルズや税制改革の恩恵を踏まえて、市場はいずれ回復するだろうとの考えを示しました。

【恐怖指数:日足】
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投資家の不安心理を表す恐怖(VIX)指数は一時50ポイントの大台をつけたものの、ダウ平均の上昇に伴い次第に落ち着きを取り戻して、結局、前日比ー19.67%下落しました。

【ダウ平均:日足】
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前日、株式市場から流出した逃避マネーが債券市場に流入しましたが、この日は一転して「債券売り、株式買い」となりました。

とはいえ、ダウ平均の日足チャートを眺めると、50日移動平均線を依然として割り込んだままであるため、調整局面が完全に終わったと考えるのは時期尚早かもしれない。

一応断っておきますが、バフェット太郎は調整局面は短期間で終わると予想していますが、これは明日明後日に急反発して、何事もなかったかのように強気トレンドが復活、再び過去最高値を更新し続けるとか、そういう意味で言ってるわけではありません。あくまで、今回の急落が引き金になって弱気相場入りするわけではないという意味です。

50日移動平均線を突破しない限りは、一時的に2万3000ドル程度までは下げると思います。

グッドラック。

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