バフェット太郎です。

8日のNYダウ株式市場は前日比ー1032.89ドル(ー4.15%)安2万3860.46ドルと急落して取引を終えました。米10年債利回りが2.85%と2014年1月以来の高水準に迫ったことが嫌気されました。

ダウ平均はこれで直近の高値2万6610ドルから10%下回る2万3955ドルを下回って引けたので「調整局面入り」したと言えます。

バフェット太郎はかねてから株式と債券はシーソーのように、どちらか一方が買われれば、どちらか一方が売られる競争関係にあると言ってきました。つまり、通常であれば債券利回りが上昇(価格は下落)すれば、株式市場に投資マネーが流入して株高を演出することが期待できるわけです。

事実、これまでFRBが政策金利を引き上げると、株価も上昇してきました。

【政策金利とダウ平均(インフレ調整済み):1990ー2017】
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過去27年間を振り返ると、中・長期的に見れば政策金利が引き下がるとダウ平均は弱気相場入りし、政策金利が引き上がると強気相場入りしていたことがわかります。ただし、短期的に見れば政策金利の急騰は株式市場にとってマイナスの影響を及ぼします。

【政策金利とダウ平均(インフレ調整済み):1990ー2017】
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93年、政策金利が急騰するとダウ平均が下落したことがわかります。

99年、政策金利が急騰すると株式市場は弱気に転じました。

04年、好景気を背景に金利が急騰するとダウ平均は横ばいが続きました。

15年、FRBが9年ぶりの利上げに踏み切ると株式市場は急落しました。

このように、短期的に見れば政策金利の急騰は企業の資金調達コストが増えるためマイナスの影響を及ぼしますが、FRBが政策金利を引き上げるということは、FRBが米国が好景気であることを認めたことに他ならないので、中・長期的に見れば業績相場の下で株価は大きく上昇するというわけです。

さて、今回の調整局面では、米10年債利回りが急騰(価格は下落)し、株式市場も売られました。このように債券市場と株式市場の両市場から流出している投資マネーは一体どこへ逃げているのでしょうか。

昨日のマーケットを眺めると、金先物価格が前日比+0.33%高、銀先物価格が同+0.63%高、米2年債利回りが同ー0.93ポイント安の2.13%に下落(価格は上昇)していることから、投資マネーは安全資産とされる金や銀、そして米短期債に流入していることがわかります。

利上げのピッチが加速して金利が上昇する局面では、短期的には株式市場にとってマイナス材料となって安全資産に投資マネーが逃避しますが、中・長期的にみればプラス材料になるので、この調整局面を乗り越えることができるかどうかが、あなたが投資家として成功できるかどうかの分岐点になります。

グッドラック。

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