バフェット太郎です。

強気相場において最強のカードが「株式」であり、最弱のカードが「現金」です。これは景気が上向く中で株価の上昇が資産を最大化させる助けになる一方、現金はいくら持っていてもそれ以上増えることはないからです。

しかし、弱気相場になるとその関係がたちまち逆転してしまいます。つまり、弱気相場において最強のカードが「現金」であり、最弱のカードが「株式」になるのです。これは弱気相場になると株価が下落して資産を目減りさせる一方、現金は割安になった株式に投資することができるからです。

「何を当たり前のこと言ってんだ」って思うかもしれないけれど、中途半端な覚悟で株式にフルインベストインベストメント(全力買い)してしまったクソダサい投資家ほど、今回のような調整局面でパニックに陥って狼狽売りに走るものです。

そもそも、投資のプロといわれるファンドマネジャーたちは、運用資金のほとんど全てを使って、常にフルインベストメント状態で運用しています。これは現金が利益を生み出さないからで、仮に現金を比較的多く保有してしまえば、ファンドのパフォーマンスを悪化させるだけでなく、ベンチマークやライバルファンドに後れを取ってしまうからです。そのため、彼らにとってフルインベストメント以外の選択肢はもともとないのです。

一方で、著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる投資会社バークシャー・ハザウェイ(BRK.B)は、株式市場に過熱感が見られると株式の比率を抑えて現金比率10~20%くらいまで高めています。そして、弱気相場になると割安に放置されている株式をここぞとばかりに買い集め、相場の回復とともにリターンを最大化させているのです。

このように、不況や調整局面によっては最弱のカードだった「現金」が将来のリターンを最大化させる最強のカードになり得ます。従って、投資家はバフェットに倣って現金は一定比率持っておいた方がいいでしょう。

現金比率の目安としては、金融資産(生活防衛資金を除く)全体の10~20%くらいがいいと思います。これは、現金比率が30~40%以上と多すぎれば、強気相場の恩恵を十分受けることができず機会損失してしまいますが、反対に0~5%程度だと十分に買い増すことはできないからです。

株式投資とは、値上がり益が見込める銘柄に投資するだけの単純なゲームではありません。大切な投資資金をどこにどれくらい振り分けるかといった経営感覚も重要です。

グッドラック。

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