バフェット太郎です。

13日のNYダウ株式市場は前日比+39.18ドル(+0.16%)高の2万4640.45ドルと続伸して取引を終えました。この日、ネット通販最大手のアマゾン・ドットコム(AMZN)が+2.04%高と大きく上昇したことで相場の牽引役となりました。

アマゾン株が上昇した主な要因は、ウォールストリート・ジャーナルが同社が米国内の病院や診療所向けの医療用品販売で、主導的な地位を獲得することを目指し、攻勢を強めていると報じたためです。

アマゾンはかねてからB2B(企業間取引)を手助けする「アマゾン・ビジネス」を展開していて、すでに縫合糸や一部の医療品、工業・事務用品などを扱っていますが、専門性の高い製品はまだ販売していません。

そこで、医療品供給事業を成長させ、米国内の病院や診療所向けにとって主要サプライヤーになるために、中西部の大規模な医療機関ネットワークに従業員を派遣し、「アマゾン・ビジネス」を使って約150カ所の診療所の備品を揃えられるかを実験しています。この実験がうまくいけば、さらに販路を拡大していく見込みです。

さて、このウォールストリート・ジャーナルの報道が伝わると、医薬品流通株が軒並み売られました。

医薬品流通大手で北米で流通する医薬品の三分の一を扱うのマッケソン(MKC)はー1.91%安、全米70以上の医療機関に医薬品、医療機器やサービスを提供しており、医療・手術用品のトップメーカーで患者向けにはトップサプライヤーでもあるカーディナル・ヘルス(CAH)はー3.44%安、診療所や歯科・獣医向け医療関連製品の製造・販売で世界最大手のヘンリー・シャイン(HSIC)はー6.64%安、同じく歯科向け機器、獣医向け機器などの医療製品卸売りのパターソン・カンパニーズ(PDCO)はー5.19%安とボコボコに売られました。

一方で、ドラック・ストア最大手のウォルグリーン・ブーツ・アライアンスと提携し、医薬品を納入しているアメリソースバーゲン(ABC)は+9.30%高と暴騰しました。これはウォルグリーンがアメリソースバーゲンの買収に向けて感触を探っているとの報道が伝わったためです。

アマゾンが本格的に新規参入するだけで、既存企業が破滅的な影響を受けることが投資家の間で常識になりつつある中、企業が倒産せずに生き残る道は、買収されるという選択肢しかないのかもしれません。

グッドラック。

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