バフェット太郎です。

投資家らがリスクの高い金融商品に手を伸ばし始めている。

08年の金融危機以降、FRBはゼロ金利政策を実施し世界は低金利時代に突入しました。その後、米国は15年12月に9年ぶりの利上げに踏み切ったものの、依然として1.50~1.75%の低金利が続いています。

さて、低金利時代が10年間にわたって続いるわけですが、この間、投資家たちは何も楽観の中で株を買いまくっていたわけではありません。2010年のギリシャ危機や11年の米国債ショック、15年の中国発世界同時株安にFRBによるゼロ金利政策解除、そして16年英国のEU離脱など、強気相場はこれでもう終わったかもしれないと思わせる出来事はいくらでも起こってきました。

しかし、17年になると調整局面らしい調整局面はなく、ボラティリティが50年代以降最も低迷している中で、投資家らは次第にユーフォリアに包まれ始めました。結果、慎重な資産運用を心掛けていたはずの投資家らが、リスクの高い金融商品にも少しずつ手を出し始めるようになりました。

例えば、ウォールストリート・ジャーナルによれば、ハーバード大学基金やハワイ州職員退職年金基金、イリノイ州大学退職基金など、本来は慎重に消極的な資産運用を心掛けなければならないところが、市場が安定あるいは上昇することに賭けるオプション取引をしていたそうです。結果、先日の急落で相応の損失を出したとのこと。

もしかしたら、これを読んでる読者も、この強気相場の中で次第にリスクの高い取引をし始めていて、機会損失をしないようにより大きなリスクを取ろうとしているかもしれません。

しかし、リスクの取り過ぎは気を付けなければなりません。バフェット太郎はブログで何度も言っていることですが、あなたのリスク許容度はあなたが思っているほど大きくありません。そのため、機会損失を逃さないために限界までリスクを取ろうとすれば、想定外の急落にパニックに陥って狼狽売りに繋がりやすいです。

従って、投資家たちはリスクを取り過ぎていないかもう一度冷静になって考え直してみてください。「株式市場が急落した今が絶好の買いチャンス!」そう考えるのは間違っていないしむしろ正しいですが、どれくらいのリスクを取るかは投資家次第なので、毎日ドキドキしながら証券口座を眺めてしまうようなら、それはあなたにとってリスクが高いことを意味しているので注意してくださいね。

グッドラック。

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