バフェット太郎です。

平均寿命が延びていることから、若者世代の「人生100年時代」が視野に入ってきました。この100年時代に備えて、多くの人たちはS&P500種指数に連動するETFやインデックスファンドに投資して資産形成した方が、将来、経済的に豊かな老後生活が送れる可能性が高いです。

一方で、投資をしない人たちは老後生活を退職金や年金、そしてわずかな貯金に頼らざるを得なくなるわけでありまして、年金制度が事実上崩壊していて退職金が減額されないとも限らない中で、経済的に豊かな老後生活が送れる可能性は低いです。

これについては、フランスの経済学者トマ・ピケティ氏が著書「21世紀の資本」の中で、「r>g」という一つの不等式を使って投資をする人としない人との間にとてつもない格差が生まれることを証明しています。

具体的に言うと、投資家の利益成長率は労働者の賃金成長率よりも大きいため、時間の経過とともに格差は自然に拡大するということです。

そのため、ETFやインデックスファンドに投資しているパッシブ運用者たちは、「人生100年時代」を迎える若年世代に対して、「投資すべき論」を主張しているのです。

しかし、そんな主張も虚しく世の中は変わらないと思うし、全人口に対する投資家の比率も劇的には変わらないと思います。なぜなら「ミーム」の呪縛があるからです。

ミームとは、文化の中で人から人へと考えや価値観が伝達されることを意味する言葉なのですが、「家や自動車は買うべきだ」「保険に入るべきだ」「結婚すべきだ」「投資はギャンブルだ」という考え方は親から子へ、そして子のパートナーへと伝達し、継承される傾向にあります。

インターネットがいくら発達してSNSで価値観や考え方が広く伝達されるようになったとしても、親子や家族の関係に他人が入り込むことはできません。そのため、「考え方が古いなぁ」と内心思いつつも、親を安心させるために結婚したり、パートナーやパートナーの両親の意見を取り入れた結果、マイホームを買う羽目になったり、仕事の選択肢が限定されたりするわけです。

とはいえ、ある意味常識的な価値観や考え方を持つ親や家族と意見を衝突させるよりも、世間の常識に身をゆだねて流されて生きた方が楽ちんだし、我を貫いてトラブルの原因を作るよりマシかなって考えている人は少なくないと思います。

そのため、10年以上続けてみないと結果がわからないようなパッシブ運用を継続してできる人(家庭)なんて、ほんの一握りだと思います。

「人生100年時代」に突入した今、投資をする人としない人との格差はますます広がるのは明らかです。従って、経済的に豊かな老後生活を送れるのはミームの呪縛から逃れることのできた一握りの人たちだけです。しかし、経済的に豊かな老後生活が精神的に豊かで幸福な老後生活を送れるかどうかはまた別の話です。

グッドラック。

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