バフェット太郎です。

22日のNYダウ株式市場は前日比+164.70ドル(+0.6%)高の2万4962.48ドルと反発して取引を終えました。相場の牽引役となったのはエネルギー株でした。また、米10年債利回りが下落(価格は上昇)したことも相場の安心材料となりました。

21日にFRB(米連邦準備制度理事会)が公表した、1月30、31日のFOMC(公開市場委員会)の議事要旨によれば、FRBは「経済成長の見通しが力強さを増し、今年も利上げを継続する計画を後押ししている」として一段と米国経済に自信を深めていることが明らかになったことで、投資家らは「利上げのペースが加速するのでは?」と警戒感を示していました。

しかし、22日にセントルイス地区連銀のブラード総裁が、「年内に計120ベーシスポイントの利上げは想定しない」とし、FRBが過度に利上げのペースを加速させないことを表明したことで、投資家らの不安感が和らぎました。

ただし、120ベーシスポイントは5回分の利上げを意味するため、4回の利上げについては可能性があることを示唆しました。ちなみに、投資家らは年3回の利上げを想定しており、CMEフェドウォッチによれば投資家らが予想する3月の利上げ確率は94%と、利上げをほぼ確信しています。

また、この日はEIA(米エネルギー情報局)が発表した週間原油在庫統計が、予想を下回って減少したことを好感して、原油先物価格は前日比+1.77%高の62.77ドル高と大きく上昇しました。

【原油先物価格:日足】
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原油先物価格の日足チャートです。50日移動平均線を上回ったことで「買い」のシグナルが出ています。また、MACDはゴールデンクロスを形成しようとしており、こちらも「買い」を示唆しています。

【エクソン・モービル:XOM】
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エクソン・モービル(XOM)の株価は予想を下回る決算を嫌気して、直近の高値88.40ドルからー14%安の75.86ドルで低迷しています。予想PERは15.9倍、配当利回りは4.06%と割安感があり、今後原油価格が上昇することを考えれば投資妙味があります。

【シェブロン:CVX】

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シェブロン(CVX)も決算発表後に株価が急落しており、直近の高値132.56ドルからー17%安と大きく下げています。予想PERは17.9倍、配当利回り3.97%とこちらも割安感があります。

グッドラック。

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