バフェット太郎です。

投資の世界では、「S&P500ETF」に投資して配当を再投資することが最適解の一つとして広く知られています。

実際、著名投資家ウォーレン・バフェット氏は2007年に、「今後10年間続けて、S&P500インデックスファンドの利回りを上回る実績を上げられる、トップ5のヘッジファンド・マネジャーを誰も指名できない」として、100万ドルを賭けたゲームでそれを証明しました。

この賭けに乗った米ヘッジファンドのプロテジェ・パートナーズは、五つのファンドを選択して勝負を受けました。結果、プロテジェが選んだ五つのファンドの年平均利回りは、それぞれファンドA+2.0%、ファンドB+3.6%、ファンドC+6.5%、ファンドD+0.3%、ファンドE+2.4%と平均2.96%だったのに対して、S&P500インデックスファンドのそれは8.5%と五つのファンドを大きくアウトパフォームしました。

このように、多くのファンドマネジャーたちはインデックスファンドに勝てないということが、バフェットによって証明されたわけですが、皮肉にもこの証明の矛先はバフェット氏自身にも向けられています。

バフェット氏率いる投資会社バークシャー・ハザウェイ(BRK.B)は長期投資家にとって素晴らしい投資先の一つであり、「S&P500インデックスファンドに投資するよりもバークシャー・ハザウェイに投資すべき」との意見も少なくありません。実際、長期的に見ればバークシャー・ハザウェイの利回りはS&P500インデックスファンドに勝ってきたのだから間違いではありません。

しかし、今後もバークシャー・ハザウェイがS&P500インデックスファンドに勝ち続けることができるかどうかは怪しいです。

08年~17年までの、バークシャー・ハザウェイの年平均利回りは7.7%とS&P500インデックスファンドの8.5%を0.8ポイント下回りました。

【バークシャー・ハザウェイに10年間投資して、S&P500種指数にアウトパフォームした水準】
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(出所:ウォールストリート・ジャーナル

上のチャートは、バークシャー・ハザウェイに10年間投資した結果、S&P500種指数に利回りで何ポイント上回ったかを示したものです。

例えば、1985年の36.5ポイントは、76年~85年にかけてバークシャー・ハザウェイに投資した場合、年平均リターンがS&P500種指数のそれを36.5ポイントも上回ったことを示しています。

しかし、その後は年々リードが低迷しており、86年~95年までの10年間は14.4ポイント、96年~05年までの10年間は1.6ポイントのリードにとどまっています。

これはバークシャー・ハザウェイの規模が大きくなり過ぎた結果、投資機会が限られるなど規模が足枷になっていることに他なりません。

つまり、これから株式投資を始めようと考えている投資家が、バークシャー・ハザウェイに投資したとしても、S&P500ETFに投資した場合の利回りと比べて、ほとんど差が生まれない公算が大きいです。

グッドラック。

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