バフェット太郎です。

5日のNYダウ株式市場は前日比+336.70ドル(+1.37%)高の2万4874.76ドルと大きく上昇して取引を終えました。上昇した主な要因は、米政府が鉄鋼とアルミニウム製品に高い関税を課す方針は実現しないとの見方が広がり、世界的な貿易戦争への懸念が和らいだためです。

この日、ライアン下院議長がトランプ政権に対して、「鉄鋼とアルミニウムに対する新関税案の発動すれば、貿易戦争に発展し、世界経済のマイナス材料となるだけでなく、せっかく大規模な税制改革で景気を押し上げようとしている中で、経済成長の腰折れリスクになるようなことはすべきではない」と述べました。

また、議会の共和党指導部は新関税案を阻止するため、法的措置を取る可能性も排除していないとの報道が伝わったことで株式市場に安心感が広がりました。

トランプ大統領もツイッターで、カナダとメキシコに対して大規模な貿易赤字があると指摘しつつ、両国が新たなNAFTA(北米自由貿易協定)に署名して他の措置に応じるなら、鉄鋼・アルミ関税適用対象から除外する可能性を示唆したことも、投資家心理を明るくしました。

【S&P500種指数:日足】
1
先週、トランプ大統領は鉄鋼輸入品には25%、アルミニウム製品には10%の関税を課す新関税案を来週発表すると明らかにしたことで、米国の株式市場は急落していましたが、新関税案が実現しないとの見方が広がったことで、50日移動平均線にトライしようとしています。

【ドル円:日足】
2
ドル円はダブルボトムを形成し、一旦、107~108円台をターゲットに反発する可能性が高いです。ただし、円高トレンドが終焉したわけではなく、一時的な反発になると思います。

【米10年債利回り:日足】
3
米国株の急落の原因となった米10年債利回りは下落(価格は上昇)の兆候を見せています。

米10年債利回りの上値が切り上がっている一方、RSIとMACDの上値が同時に切り下がっており、ダイバージェンス(逆相関の関係)を示しています。ダイバージェンスは強気トレンドの最後に現れ、トレンドの転換を意味するため、米国株のリスク懸念となっていた米10年債利回りの高騰は、一旦落ち着きを取り戻す公算が大きいです。

株式市場が回復し、投資家心理が明るくなっていますが、バフェット太郎は調整局面はまだ終わってないと思っています。

グッドラック。

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